コピルアックブロク画像

コピルアックの味と品質1

2013.9.12

久しぶりの投稿になります。気がつけばもう9月。書店に来年の手帳が並んでいるのをみてびっくり!! あと3か月で年末を迎えると思うとついこないだ正月を迎えたばかりなのに・・・・と信じられない感じがいたします。

 

ところでここしばらくブログが滞っておりましたのは、実はコピルアックの新ロットの選定に忙しく、なかなか時間が取れなかったからであります。

 

ご存じの通り、弊社はコピルアック生豆を外部から購入しているわけではなく、ジャコウネコのフン付コーヒー豆を購入しており、自社の敷地内で精製し生豆にしております。

 

この場合、メリットとデメリットがあるのですが、メリットといたしましては「フン付豆」を購入している以上絶対に本物のコピルアックであることを自らが証明できることであります。

 

もしコピルアック生豆を外部から購入してしまえば、そのうちの何割かに普通の生豆が混ざっていたとしても見分けはつきませんし、その可能性は十分にあることは否めないでしょう。自分たちでフン付豆を購入し、精製をしているのであれば100%本物であると胸を張って言えます。

 

ちなみに良くコピルアックの販売で見かける「○○農園の証明書」というものですが、その証明書があるからといって実際の豆が本物であることの証明にはならないと私は考えております。いくら有名で権威のある○○農園でもごまかそうと思えば、いくらでもごまかすことは出来るからです。これはもちろんインドネシアだけで発生することではなく、日本の有名な料亭や食品メーカーが偽装をするのと全く同じことです。

 

自社で精製をしている限りこういった本物、偽物の問題は起こりえないのですが、フン付豆を購入し自社で精製するデメリット、リスクは一つ存在します。

 

それはジャコウネコのフン付豆を洗浄し、パーチメントを割って中から生豆を取り出して初めて生豆の状態が分かるというものです。

 

これはコピルアックの品質、味に影響する大切な事項で、いつも私や相棒のイカサンの頭を悩ませております。

 

仮にコピルアック生豆を購入するのであれば現地で生豆の状態を見て、良ければ購入し、悪ければ購入しないだけで済む話なのですが、ことジャコウネコフン付豆を購入し、精製するのであれば、パーチメントを割った後、コーヒー豆が悪いからといって「返品したい」と言っても供給者としては受け入れられないクレームでしょう。

 

ところで悪い豆とはどういうものかというと、主に虫食いの豆、黒ずんでしまっている豆、欠けている豆、白い豆などがあります。

 

Wikipediaなどには「ジャコウネコは良質な豆しか食べない」と書いてありますが、実際ジャコウネコがコーヒーの実を食べている現場を見ていると良質な豆を選んで食べているのかどうか?は良くわかりません。

 

ただし、豆にジャコウネコが鼻を近づけて食べる豆と食べない豆があるのは事実で、何らかの基準でジャコウネコはコーヒー豆を選んでいることは本当です。ちなみに食べなかった豆を集めて中の生豆を取り出してみたことがあるのですが、何ら問題にならないような豆の場合も結構多く、反対にジャコウネコが食べたコーヒー豆から上記であげたような不良豆が発見されることもしばしばあります。

 

つまるところは「良品のコーヒー豆を収穫しそれだけを与えていれば質の良いコピルアックが得られる」ということになるわけです。ところが今回ここが問題になりました。

 

現在日本にストックしてあるコピルアック生豆はかなりグレードが高く、特にロブスタはチャンピオンロットと言っても良いくらいの出来です。これは収穫場所や収穫時期が大変良好だったため、コーヒー豆のできそのものが非常に良かったことが大いに影響しているのですが、残念ながらコーヒー豆というのは毎年同じ品質が出来るとは限りません。

 

実は今回ある大手航空会社の通販部門でKoki’s Kopi Luwak Iceをご採用頂くことになりました。そのため再度新しいロットのジャコウネコフン付豆を購入することになったのですが、同じ場所で収穫されたコーヒー豆が、今年はあまり品質が良くないことが判明!!

 

実際にサンプルとしてジャコウネコのフン付豆を購入し、割ってみたところ案の定あまり品質が良いとは言えず、この場所から収穫されたコーヒー豆をジャコウネコに与えそのフンを購入することは断念したのであります。

 

そして新しい高品質のコーヒー豆が収穫される場所をここしばらく探し求めていたのです。

 

ちょっと話が長くなりますので次回へ持ち越します。

 

 

ムリア山をバックにキメている私ですが、いくら決めても良いコピルアックが採れるとは限らないのであります・・・・。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki