コピルアックブロク画像

コピルアクとインドネシアのコーヒー豆1

2013.8.22

先日夜に一人歩きをしていた際、蝉の声ではなく虫の声がすることに気が付きました。ムアッとした湿気が多い暑さというよりも、多少秋の気配を含んだ空気に少しずつ変わりつつあるようです。

 

ところで、コピルアクを精製している中部ジャワの気候ですが、赤道直下に近い亜熱帯地域であるため年がら年中暑いは暑いのですが、夜は実は結構涼しくなり、村の人々は夜になるとたいてい家の前で食後の夕涼みを始めます。

 

ジャコウネコを飼育しているMuria山のKeletは更に涼しさをまし、たいていの人は夜には長袖を着ております。Muria山は標高約1800メートル。もちろん山の上に行けば行くほど気温は下がります。

 

以前寒暖の差があるほうがコーヒーの栽培には適していると聞いたことがありますが、そういった意味ではインドネシアはコーヒーの栽培に適している地域といえるでしょう。

 

ところで先日知人との会話の中で私がインドネシアでコピルアクを精製し、日本に輸入しているという話をしたところ、彼はコピルアクのことはもちろん知りませんでしたが、インドネシアが世界でもコーヒーの一大生産地であるということも初めて知ったようで、「インドネシアってコーヒーが採れるんだ・・・・」とのこと。

 

コーヒー自体日本ではメジャーな飲み物ですが、インドネシアのコーヒーというのは日本人にとってはなじみが無く、逆を言えばこれからまだまだコーヒーのブランドとしての伸びしろはあるのかなという気がしております。

 

それはもちろんコピルアクに関しても言えることで、おそらく日本人でこのコーヒーのことを知っている人というのは100人に1人くらいの割合ではないかと思っておりますが、インドネシアのコーヒーの認知度が上がるにつれ、コピルアクもメジャーなコーヒーの仲間入りができればと思います。

 

ところでこの知人にインドネシアの中で、最もメジャーなコモディティーは何か?と聞いたところ「エビ」との答えが返ってきました。確かにエビの養殖はインドネシアでは大変盛んで、料理にもふんだんにエビが使用されているのですが、どうやら近年はタイやベトナムに押され気味で世界の競争の中ではインドネシアのエビは過去のものになりつつあるという話を関係者から聞いたことがあります。

 

そして最近台頭しているのが何とインド。タイやベトナムでエビがとれるという話は日本人であれば想像に難くないと思いますが、インド産のエビとなると「??」ではないでしょうか? 私もこの話を聞き、意外に思いました。

 

どうやらインド産のエビというのは、以前は収穫量、品質ともにあまり良くはなかったのですが、近年改良が進み、どうやらエビの輸出国としては大きな一角を占めるようになったとのことでした。

 

インドネシアのエビ産業が多少低迷気味なのはインドネシアの問題というよりも、こういった諸外国が力を付けてきたため、相対的に地位が低下しているといってもいいようです。

 

ところで話は元に戻り、インドネシアのコーヒーについてですが、実はインドネシア産のコーヒーというのは、以前は業界では評判が芳しくなく、まさにインスタントコーヒー用でしか使えないコーヒーというイメージを業界の人は持っていました。つまり量は沢山とれるもののあまりにも質が悪かったということです。

 

ところがここ数年でコーヒーの質が目覚ましく進歩し、量だけではなく品質でも世界で勝負できるコモディティーに育ってまいりました。また、それに呼応するかのように国内でもトラジャやマンデリン以外のご当地ブランドも徐々に増えており、コーヒーの産業が見直されつつあります。

 

そして中国をはじめ、人々の生活が豊かになるにつれ高級コーヒーでありますコピルアクも徐々に世界から知られ始めるようになりました。

 

インドネシアのコーヒーに関して、話が長くなりそうなので次回に持ち越したいと思います。

 

気持ちよさそうに事務所兼自宅の裏庭で昼寝をしている猫を激写しました。もちろんジャコウネコではありません。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki