コピルアックブロク画像

コピルアックとコーヒーのご当地ブランド

2013.8.17

コピルアックはもとより、日本では焙煎したてのコーヒーをインターネット通販で購入するというマーケットは十分に存在します。

 

日本人のコーヒー摂取量というのは一人当たりに換算すると世界有数の消費国と聞いたことがありますので、かなりコーヒーが好きな国民性といっていいかもしれません。

 

ご家庭でコーヒーを楽しむ多くの方は、スーパーなどで販売されている粉コーヒーを購入しそれをドリップして飲んでいるか、ご近所にコーヒーの焙煎店があればそちらで購入したものをご自宅で粉にしてお召し上がりいただいているのではないでしょうか。

 

ちなみにコピルアックの生豆が置いてある焙煎店はまだ見たことが無いのですが、いずれコピルアックの市場が徐々に広まってゆけばそういったお店も出てくるのではないかと思います。

 

ところで世界でも有数なコーヒーの生産国でありますインドネシア。もちろんコピルアックを特産品としてもつこの国のコーヒー事情ですが、日本とは大きく異なると思われます。

 

ジャカルタやバンドンなどの都会、国際便が発着する空港を除いては、まずスターバックスやドトールのようなカフェ、もしくは街で見るようなちょっとしたカフェなどはありません。外でコーヒーを飲むというのは食後にWarung(屋台)で注文するか、こんな感じの屋外カフェで陽ざしを避けながらまったり過ごすというのが一般的です。

 

 

こちらではコーヒーはあくまでも一般的な飲み物、日本でいうところのお茶や麦茶のような感覚の為、立派な店構えにしてお客様にコーヒーと場所を提供し、料金を高く設定したところでおそらくお客様は来ないでしょう。

 

これを高級コーヒーと銘打ってコピルアックを提供したとしても同じです。インドネシアの中でもメジャーなコピルアック喫茶がありますが、このカフェのコピルアック1杯の価格は約Rp80.000(日本円で約800円)。日本人からしてみると800円でコピルアックが飲めるのであれば安いかとも思いますが、例えば中部ジャワ州の公務員の1か月の給与がおおよそRp4.000.000(日本円で約4万円)。

 

800円のコピルアック1杯はなかなか手が出るものではありません。

 

しかしながら最近の中部ジャワを見ていますとコーヒーの市場も少し変わりつつあると感じています。

 

例えばインドネシアではメジャーなコーヒーといえば何と言ってもKapal Apiでしょう。コンビニ、Pasar、Warung、どこにでもKapal  Apiのコーヒーはあります。もちろんその他にもメジャーなコーヒーメーカーは存在します。

 

ところが近頃はご当地のコーヒーをブランド化して販売する人々が少しずつではありますが目につくようになりました。これはトラジャやマンデリンといった高級コーヒーを冠するものではなく、例えばコピルアックの生豆が収穫されている“Muria山”の名前を付けたコーヒーだとか、何度かこのブログに登場しますJollongのブランド名がついたコーヒーです。

 

こういったご当地ブランドの商品を販売するというのはマーケティングの観点からすると、非常に時間と費用を費やしても成功する確率がそう高くない為、敬遠しがちなビジネスといえますが、それでもチャレンジする人は後を絶たないようです。

 

そう考えると、コピルアックやトラジャ、マンデリンといった世界でもメジャーになった高級コーヒーのマーケティングを最初に行った人々の苦労はいかばかりであったかと思われます。

 

Koki’s Kopi Luwakは新しいブランドではありますが、Panjunanの村人たちの期待を背負った商品の為、何とか日本の皆様にご愛顧頂けるようこれからも努力してまいりたいと思います。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki