コピルアックブロク画像

コピルアク インドネシアのカフェ事情

2013.7.24

コピルアクとインドネシアのことを中心にブログを書いておりますわりに、実は私、首都のジャカルタやバリ島などにはほとんどなじみが無いためこれらの地域がブログで登場することはありませんが、今日はインドネシアのカフェ事情に関して書いてみたいと思います。

 

ジャコウネコのフンを洗い、コピルアクの生豆を取り出す作業をしているのは中部ジャワ州のPatiです。ここへ行こうとすると、ジャカルタから飛行機で中部ジャワの州都スマランへ行きます。そしてそこからさらに車で4時間ほど北東へ参ります。

 

主要産業は農林水産業で、おそらく土壌が農業に適しているのかと思いますが、この地からインドネシアの他の島、例えばスマトラ島やスラウェシ島などにBawang Merah(玉ねぎの一種)やキャッサバなどが出荷されております。

 

ただし、人々の生活はそれほど豊かではなく、中部ジャワからジャカルタやバリ島はもちろんのこと、カリマンタン島やそのほかの島へ出稼ぎに行く人も多くおります。この理由はジャワ島に比べ他の島のほうが、給与水準が高いため出稼ぎに行って無駄遣いをしなければお金を貯めやすいという状況があるからです。もちろん出稼ぎ先の多くはジャカルタです。

 

仕事の都合上インドネシアのいくつかの都市に行くことはありますが、やはりジャカルタはズバ抜けて発展しているのは明白で、給与水準は例えばPatiと比べるとおそらく倍くらいになるのではないかと思います。まだまだ中部ジャワの州都スマランがジャカルタのようになるのは遠いのでしょう。

 

さて、コーヒーのビジネスを生業にしておりますと、やはり気になるのがインドネシアのコーヒービジネス。Warung(屋台)で出てくるコーヒーのほとんどがKapal Apiなどのインスタントコーヒーです。ところが近年、このコーヒー業界も徐々に変わりつつあり、以前はあまり見ることが無かったレギュラーコーヒーも徐々に出始めております。

 

もちろんこの章で記載しましたようにコーヒーの粉はコピルアクであろうと、インスタントコーヒーであろうと、例の小麦粉パウダーのような細かい粉にお湯を注ぐのは変わりありませんが、コーヒーの生産地を冠した「○○産コーヒー」というものもインターネット上では良く見かけます。

 

また、LJA は貿易会社という性質上、欧州からの引き合い案件で「Muria産の豆を焙煎し、パッケージして輸出してほしい」といった話をいただいたこともあります。

 

ただし、これが普及するためには一つ問題があります。それはインドネシアにおいてコーヒーというのはあまりにも一般的すぎる飲み物であるため、マーケティングの方法がほとんど無いのであります。

 

日本で例えるのであれば、お茶のようなイメージです。確かに抹茶のアイスクリームやアメ、お菓子など、抹茶を利用した何かでマーケティングの突破口を開くという手もありますが、あらかたそういったものはインドネシアのコンビニに行けば何かしら目にすることはあります。

 

ところが一つだけ、インスタントコーヒーではないコーヒーを普及させる手立てというのがあるような気がしております。それが「カフェ」です。

 

例えばジャカルタではスターバックスのようなカフェを多く見ることが出来ます。学生がカフェでおしゃべりをしていたり、ビジネスマンが打ち合わせをしている風景も良く見かけます。コーヒーの価格は当然Warungで注文するコーヒーの数倍以上はする価格です。

 

これはコーヒーの味で勝負をするということよりも、まずあのカフェの雰囲気、スタイルを浸透させ、そこでインスタントではないコーヒーを提供するというマーケティングの方法になります。

 

日本ではコーヒーを焙煎して販売するというスタイルは既に一般的ではありますが、これはジャカルタでもまだ一般的ではないと思います。しかし、インスタントコーヒーに飽きた人々が、「カフェで飲むような美味しいコーヒーを自宅でも味わいたい」という需要は今後増えてくるような気がしております。

 

相棒のイカサンと、いつかはこんなビジネスがしたいねとしばしば話に上ります・・・・。

 

ちなみにコピルアク専門のカフェというのは存在します。私も以前スマランのParagonというショッピングモールに入っているカフェにお邪魔しました。

 

1杯の値段が確かRp80.000。日本円で約800円。コーヒー一杯がこの値段ですと、いくらコピルアクが高級コーヒーとはいえなかなかインドネシア人には手が出ない値段でしょう。

 

いずれにしても早くインドネシアのレギュラーコーヒー市場が活況になればと願うのでありました。

 

 

以前Bandungに行った時にとてもオシャレなカフェがありましたので写真に収めたのですが、残念ながらどこかに消えてしまいました・・・・。

 

この写真はカフェではなくイカサンの家の前でコピルアクのロブスタとチョコレートケーキを食べているところです。やはりこのコピルアク、高級コーヒーという味がしますよ!!

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki