コピルアックブロク画像

コピルアク 食品通関の話2

2013.7.23

以前、コピルアクのビジネスを始める前に私、塗り薬の行商をPatiで行っていたとこの章で記載したことがあります。

まだこの時分はいろいろ私のビザには問題があり、Patiのイミグレを恐れながら滞在をしていたのですが、この時大変役に立ったのがブログの存在でした。インドネシアに滞在をして労働をする場合、どのようにしてビザを取得してよいかさっぱり見当がつかず困っていたのですが、Googleの検索でいくつか情報をのせていただいているブログを発見し、その情報が大変役に立ちました。

 

このブログでも私の経験が何かお役にたてることがあればと思い記載しております。「コーヒー、インドネシア、輸入」などのキーワードで入ってきた方がご覧いただき何かのヒントになれば幸いです。

 

まず、外国から日本に製品を輸入する際それが食品であれば「食品届」を税関に提出する必要があります。食品届に関して参考になる本は中央法規の「食品輸入マニュアル」です。これには輸入しようとする食品の食品衛生法のポイントが記載されており、例えば缶詰食品などは「缶」に関する決まり事もわかるようになっています。

 

 

まずスタートはここからです。例えば「食品届」を提出せずにEMSやFedExなどで簡易通関として輸入されたものは一般市場で商品として流通させてはいけません。もちろん個人消費をする上では何ら問題はありません。よくヤフーや楽天で外国製の調味料やインスタントラーメンを販売している店舗を見かけますが、どのようなルートで商品を調達しているのか少し興味があります。

 

当然コピルアクに関しても食品届を提出する必要があります。しかし、ジャコウネコのフンから採取されたコーヒーということで、通常の食品と比較してかなり詳しく税関から聴取をされることになります。

 

さて、食品届が受理された後は検疫検査をパスする必要があります。これは害虫やカビなどが豆についていないかどうかをチェックするわけですが、農作物であればコーヒーではなくともこの検査は必須になります。

 

通常の商品であれば検疫をパスすれば通関は通るのですが、インドネシアからのコーヒーに関しましては「農薬検査」が行われます。これは「ガルバリル」という特定の農薬が使用されていないかどうかをチェックするためのもので、インドネシアからのコーヒー豆であれば量が多かろうと少なかろうと、「命令検査」という絶対に必要な検査扱いになり、全てのロットが開けられて検査を受けることになります。

 

当然食品届、検疫、農薬命令検査には費用が発生し、輸入者の負担になるわけです。これらの費用は結構バカにならない金額で、まっとうに輸入をしている会社の利益を圧迫しています。

 

逆に言えばFedExやEMSで輸入すればこの費用は発生しないことになり、輸入者からすれば利益が確保されることになり大喜びといったところではないでしょうか・・・・。

 

もちろんKoki’s Kopi Luwakの製品は全ての検査をパスしたものであり、胸を張って市場で販売できる商品です。

 

なお、インドネシアからコーヒーを商業用として輸出する際にはETIKSという特別な許可が必要です。これが無いと輸出が出来ません。つまり現在市場に流通しているインドネシア産のコーヒーというのは全てインドネシア政府の許可を得たものということになります。これは生豆であろうと焙煎済みのコーヒーであろうと同じことです。

 

コピルアクを精製しているLJA インドネシアでもこのETIKSの許可を取得するのに大変苦労いたしました。この苦労話はこの章に記載しております。

 

インドネシアではコーヒー生豆を輸出する際に検疫を義務付けております。ETIKSの許可が無いと検疫が受けられないことになり、つまりは輸出が出来ないということになります。

 

すこし話は変わりますが、以前韓国製の化粧品か健康食品か何かで、「弊社に注文とご入金をお願いします。そうすれば商品は韓国から直接お客様のもとに届きます」というECサイトを見たことがあります。このECサイトはおそらく「輸入代行」という名目でビジネスを展開しているので問題は無いのかと思われます。

 

コピルアクのビジネスでは当然上記のような輸入代行という形態は成り立たないでしょうが、いずれにしてもコーヒーを輸出したり、輸入したりというのは一筋縄ではいかない難しいビジネスなのであります。

 

今日は(も?)ちょっと堅苦しい話になりました・・・・。

 

 

 

この写真はジャコウネコがいるKeletで撮影したものですが、写真の中に何人か商業省のお役人がおり、ETIKS取得時にいろいろお力添えをいただきました。ここら辺の裏話もいずれいろいろ記載してまいりたいと思います。

 

Sampai Jump Lagi,

Koki