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コピルアック 食品通関の話1

2013.7.21

コピルアクのビジネスを始める前のこと、インドネシアの特産品を日本に輸入できないか、と拠点がありますPatiで考えておりました。

 

私自身の性格上、他の会社がやっているのと同じことをするのがどうも苦手で、できれば日本人が全く知らないようなものを扱いたいと思っていたのであります。

 

例えばアジアン雑貨のような雑貨類であれば安価で良質な商品があるでしょう。ところがそれは既に他の方々がネットショップを始め、街の路面店でも既に行っているビジネスでこれから参入しようという気が起こりませんでした。

 

そこで目を付けたのが食品です。例えば中部ジャワには日本ではお目にかかることが出来ないような食品が数多くあります。コピルアックのジャコウネコのフンを洗浄し、コーヒー生豆を取り出す作業場があるのは中部ジャワ州のPatiですが、Patiの特産品でありますNasi Gandulなどは絶品であるものの、日本では絶対にお目にかかることが出来ません。

 

またSwike Ayam(鳥の煮物)や Swike Kodok(カエルの煮物)なども同じくインドネシアでは当たり前のように存在しておりますが、日本にはありません。

 

こういったものが本来インドネシア料理店のメニューにあればいいのですが、残念ながらそれは無く、自分でインドネシア料理店を開店するわけにもゆかず・・・・。

 

そこでふとひらめいたのが、「こういった料理をインドネシアで缶詰にして、日本に輸入することは出来ないか!?」ということでした。缶詰であれば美味しさそのまま、手軽に食べることが出来ます。またインドネシアは製造にかかるコストが安価な為、輸送費を加えてもビジネスになると考えたのでした。

 

さて、その話を相棒のイカサンと相談しインドネシアで「缶詰食品を委託生産してくれる会社」を探したところ、何とそういう会社があるではありませんか!!

 

場所も運よくジョグジャカルタということで、Patiから車で約5時間。イカサンとギアントと一緒に食品工場に出かけて打ち合わせをすることにいたしました。

 

さて、この食品工場ですがジョグジャカルタの山の中にあり、よくぞこの工場を探し当てたなという感じなのですが、彼らも日本人の来客を喜んでくれ製造に関しては前向きに検討をして下さることになりました。もちろんNasi GandulもSwike Ayamも問題なく製造できるとのこと。残念ながら宗教上の問題でKodok(カエル)は扱うことが出来ないとのことだったのですが・・・・。

 

それでもこういったインドネシアの名物食品を扱う缶詰をシリーズ化させることが出来れば、これはインドネシア食品のパイオニアともいえる地位を手に入れたと同意義になります。後は日本でのマーケティングの方法を考える大仕事が残っておりますが、それでも供給は完全にOKです。

 

ところが一つ問題が生じました。日本に食品を輸入する際の手続きに関してです。

 

私自身前職で貿易業務に従事していた時期もありましたので、日本の食品に関する通関は厳しいと聞いてはいたのですが、これほどまでに厳しいとは・・・・。というのが感想です。ただし、それもそのはず、お役所省庁としては安全かどうかも分からない食べ物が日本人の口に入るのを水際でストップさせる責任があります。

 

もちろん個人消費やお土産レベルで輸入するには何ら問題はありません。EMSなどの郵便サービスを利用すれば、すんなりインドネシアから輸出することは可能で、日本でも通関で引っかかること無く商品は自宅に到着するでしょう。

 

しかしこれはあくまでも個人消費を前提にした話であり、輸入した商品を「販売」することになればきちんと食品届を税関に提出し、決められた検疫検査をパスする必要があります。

 

インドネシアで缶詰を製造する際、最も考えなければいけなかったのは果たしてそのインドネシアの工場管理下で製造されたものが日本人にとって安全かどうか?ということです。これは日本の法律がどうこうという以前にそれに対して輸入者が責任を持てるかどうかという問題になってきます。

 

実はこの缶詰工場はかなりシッカリした経営基盤と管理体制があり、問題なく任せることが出来る状況ではあったのですが、食品衛生法を良く見てみるといくつかの問題点があり、また、日本の通関時のフォワダーに確認するも「いくつかの部分はちょっと食品届で引っかかるかもしれませんね」とのことで、残念ながら缶詰ビジネスは中断してしまったのでありました。

 

「缶詰」というと、もろに「食品」と直結しているイメージがありますが、コーヒーもまぎれもなく食品です。もちろんコピルアックもコーヒーであり、食品であり、なおかつ農産物でもあります。

 

食品通関の話、長くなりそうなので次回へ続きます。

 

 

 

今はドリアンの時期ではないのですが、コピルアックのロブスタを飲んでいます。ドリアンはジャコウネコを飼育しているKeletで買ってきました。1個=Rp50.000(日本円で約500円)。安い!!

 

なおかつ味は最高です(コピルアックもドリアンも!!)。このコピルアックのロブスタ、本当に高級コーヒーという感じがするフルーティーな新ロットでした。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki