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コピルアック(コピルアク) おいしいコーヒーのお供に

2012.10.06

最近のブログを読み返してみると、猫のふんの話にかたよっていると気が付きました。

 

そこで今回のブログは少しコピルアックから距離を置き、インドネシア料理について記載したいと思います。

 

インドネシアに行って独立する前に、一度でもインドネシア料理というものを食べておこうと、東京のインドネシア料理店に何件かお邪魔しました。

 

どのお店も大変エスニックで素晴らしい味でした。そのため「これなら絶対にインドネシアでもやっていけるはず!!」と心強く思いました。やはり元気の資本は食事です。唯一気がかりだったのは、私、辛いものが苦手で、カレーも基本的にはお子様仕様の甘口を注文。激戦ラーメン区の激辛ラーメンはかなた遠くの国の話。といった感じで、お店のインドネシア料理が私にとってはかなり激辛だったことです。

 

「まあ、現地では辛いもの以外を頼めば問題はないでしょう」

 

今にして思えば、どこかの国の政治家なみの甘い考えでした。おそら初めてインドネシアに行ってインドネシア料理を召し上がった方はかなりのショックを受けるのではないでしょうか。日本とは違う衛生状況。料理の味。激辛・・・・。

 

インドネシアの名物料理としてSambal(サンバル)という料理があります。これはペースト状になった辛味調味料で、焼き肉、焼き鳥、野菜等につけて食べます。家庭でもレストランでもWarung(屋台)でもたいていサンバルにはお目にかかることが出来ると思います。

 

このサンバル、原材料は唐辛子、玉ねぎ(現地ではBawang merahといって小さな赤い色をした玉ねぎのようなものです)等、そえして「エビ味噌」というものを使用します。エビ味噌は日本ではほとんどの方はご存じないかと思いますが、インドネシアでは「Terasi(トラシー)」といわれています。

 

このトラシー、経験された方はもう充分お分かりかと思いますが、ものすごいにおいがします。いわゆる魚をどうかした、もう、それはそれはすごいにおいです。それもそのはず。作り方はエビを発酵させて、砂糖をまぜ、それを天日干しして・・・・。

 

ちなみにLJA インドネシアのあるPatiの隣町のJuwana(ジュワナ)はこのトラシーの産地として有名です。

 

この、すごい臭いのトラシーを使用しているだけあり、サンバルという辛味調味料を初めて召し上がる方は「これはちょっと傷んでるんじゃないの?」と思われるかもしれません。私も最初のうちはこのサンバルは苦手な食べ物でした。唐辛子はてんこ盛りで、臭いも・・・・。

 

ところがインドネシア人はみんなこのサンバルが大好きです。最初はなぜこれをインドネシア人は好んで食べるのか、本当に不思議でなりませんでした。とはいえ、どこかのご家庭にお邪魔してご馳走になった場合には必ずこのサンバルが付いてきます。それを自分の好き嫌いで残すというのは、これまた私にとっては我慢出来ないことでした。

 

そのためしばらくは激辛も、すごい臭いも我慢してサンバルを食べ続けたのであります。

 

ところがどうでしょう。しばらくたつとその臭みにも慣れ、反対にこの独特の臭みがないとちょっと物足りない感じまでしてくるではありませんか!?。

 

そして極めつけは以前私が住んでいた村のお隣のTiny奥さんがよく作ってくれたサンバルです。このブログで、私がLuboyo村に住んでいたことを記載しました。特にお隣さんのTiny奥さんは一人暮らしでさみしいだろうと気を使って下さり、いろいろな料理を持ってきてくださいました。彼女が作ってくれた料理にサンバルが付いていたのですが、このサンバルのおいしいこと!!

 

実はサンバルはトラシーが入らないサンバルもあるのですが、私はトラシーが入ったサンバルが圧倒的に好きです。

 

おそらくインドネシアに行かれた方で、このサンバルが病み付きになった方は多くいらっしゃると思います。製造主任のギアントが「あそこのサンバルはうまい」と言えばためしに行き、「このサンバルなら僕のワイフのほうがうまいね」とイカサンが言えば遠慮会釈なしにイカサンのワイフにサンバルをねだるまでサンバルが好きになりました。

 

 

 

                       

イカサンのワイフが作ってくれたサンバル・トラシーです。あれだけ激辛もトラシーも嫌いだったのに・・・・。

 

あるとき、Panjunanの事務所でコピルアックをすすりながら、ふと「ひょっとしたら、コピルアックとサンバルは結構相性がいいんじゃないか?? どちらもパンチがあるから問題ないでしょう」という思いに取りつかれ、いてもたってもいられなくなり、近所のWarungで魚を買ったついでに多めにサンバルをもらいました。

 

そして、コピルアックを入れ直しサンバルをお供にしてみたのであります・・・・。サンバルをひと舐め。おいしい。そしてコピ・ルアックを一口・・・・。

 

Patiでは子供もサンバルをよく食べます。大人は苦いコーヒーに砂糖を大量に入れ喜んで飲みます。老人は道をゆっくり歩き、若者は訳もなく浮かれはしゃいでいます。

 

そしてPatiの日本人は・・・・。

 

コピルアック+サンバルをやってみた直後、まだ小さい頃牡蠣とかレバーが嫌いだったことをなぜだか思い出しました。後悔先に立たず。急に「試してみたい熱」が冷め、「やはりコピルアックは食後にしてサンバルは魚につけて食べよう」。当たり前のことに気が付くには、火傷をしてみないとわからないのが私の性格なのであります。

 

次回のブログはサンバルと猫のふん以外のことを書く予定であります。

 

 

Luboyoの村でお世話になった人々と引越しの日に取った写真です。赤い缶を持った女性がTiny奥さんです。私の大切な写真です。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki