コピルアックブロク画像

コピルアクのアイスコーヒー 開発への道3

2013.6.23

本来もうこの時期のインドネシアは完全に乾季に入っており、雨はほとんど降りません。ところが今年はまだ雨がしばしば降るようで、毎年の乾季とは少し様子が異なるようです。

 

インドネシアは乾季と雨期の2つしか季節がありません。雨季はだいたい11月~4月くらいまで。乾季は5月~10月くらいまで。雨季は1日1回、必ずといっていいほど雨が降ります。反対に乾季は1か月に1回雨が降るか降らないかといった感じで、雨季と乾季では気候はがらりと変わります。

 

ところで、この雨季と乾季に変調があるとインドネシアではいろいろな産業が影響を受けます。例えば塩の産業。コピルアックの精製所があるPatiの隣町のJuwanaからその隣のRembangまでのジャワ海に面した土地は塩の産地でもあります。海水を塩田に引き込み、蒸発させ塩を残す方法で生産されています。

 

ところが、乾季に雨が降ると塩が乾燥せず生産が出来ない状態が続きます。また、同じようにダメージを受ける産業としてタバコなどもあげられます。 Patiの隣県にあたるKudusから州都Semarangにかけてはタバコ工場がいくつかあります。タバコの葉を乾燥させる工程は乾季に行うのですが、これも雨のせいで生産に打撃を受けます。

 

コーヒーもまた天候に左右される産業であるといえます。Patiのコーヒーの産地であるJollongやジャコウネコがいるKeletで話を聞くと、多雨はコーヒーの味を損なわせる一つの要因とのこと。こればかりは如何ともしがたく、ひたすら天候の回復を祈るしかないのであります。

 

さて、前回からの引き続き、コピルアクのアイスコーヒーの話に戻りたいと思います。

 

このアイスコーヒーを製造する際、弊社はドリンクを製造する設備を持たない為、OEMとして製造を引き受けて下さるメーカーを探す必要がありました。第一の条件として「添加物を使用せずに製造をお願い出来るメーカー」であること。

 

そして、先般のブログでも記載いたしました通り、アラビカとロブスタの味があまりにも違いすぎるため、いくつかの試作をお願い出来ること。「試作」といえば簡単と思われるかもしれません。ただ単にドリップして冷蔵庫で冷やせば試作品の完成です。

 

ところが私自身、前職が工業分野の生産工程に一部携わっていたことがあるのでわかるのですが、手作りの試作品とマシーンを使用して製造した試作品というのはやはり違います。

 

特に飲料は瓶詰にする必要があり、機械で製造するラインになりますので、試作といっても本番に近いラインで生産をし、味の再現性を試作の時点で確立する必要があります。

 

いくつかのメーカーをあたっていたところ、ある一つのメーカーを取引先からご紹介いただきました。それが京都飲料株式会社になります。

 

こちらのメーカーは、「お客様の指定が無い限り余分な添加剤等は一切入れないという」方針に基づきOEMで生産を受託しております。そのため弊社のコピルアックのアイスコーヒー生産をお願いするにはうってつけでした。

 

また、試作も設備ラインを使用してお願いできるとのこと!!

 

即決でこちらに生産をお願いすることにした次第なのであります。さて、試作に関しては下記の試作品を作りました。

 

アラビカ無糖

アラビカ加糖

ロブスタ無糖

ロブスタ加糖

 

もちろん全て100%コピルアックの生豆を焙煎したものです。この4つでどんな違いが出るのか??

 

何となく味は想像できます。しかしそれはいつものドリップをして冷めたコーヒーの味です。本格的に設備を利用したコピルアックのアイスコーヒーとはどんな感じになってしまうのか??

 

次回4種類の試作品に関してブログを記載いたします。

 

 

去年はハリオの水出しアイスコーヒーを使用してアイスコーヒーを作ったのですが、なんかうまく行きませんでした。

画像は上記のリンクからお借りしました。 

 

 

バティックをテーブルクロスにしてキメてみたのですが、うまく行かないものはうまく行かないものです・・・・。

 

 

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki