コピルアックブロク画像

コピルアックのアイスコーヒー 開発への道1

2013.6.15

インドネシアでこのコピルアクのビジネスの構想を検討し始めた際に最も頭を悩ませた問題が、「インドネシアから生豆を空輸した後、日本のどこで焙煎をするか?」でした。

 

コーヒーの焙煎というのは結構奥が深く、焙煎が良くないといくらいい豆でも味が悪くなると言われているほど焙煎の良し悪しはコーヒーの出来を左右します。

 

そのため焙煎を弊社で行うことは技術上難しく、焙煎は焙煎の専門会社にお願いすることにしたのであります。

 

最終的に現在の焙煎会社に落ち着くまで4~5社に焙煎をしていただけるかどうか打診をいたしました。その際、実際の生豆を焙煎会社に供給し、焙煎をしてもらい私と焙煎会社の担当者で味見をするということを何度か行ったのですが、この4~5社の焙煎会社の担当者が言われていたことは、「生豆の香りが通常の豆とは全く異なるし、焙煎をしている際の香りも当然普通の豆とは全然違う・・・」ということでした。

 

見事に4~5社、全ての焙煎会社の担当者から同じコメントをもらいました。「あまりにも香りが強すぎて、この豆を焙煎した後に他の豆は焙煎が出来ない」といわれた会社もありました。

 

アラビカを召し上がったことのある方ですと、「意外とすっきりしているな」という感想をいただくことがあるのですが、それでもコピルアックの生豆の香りと焙煎時の香りというのは独特です。

 

私自身のコーヒー分野での専門は、「コピルアックの精製」という、コーヒー業界では非常にニッチな分野であります。コーヒー業界専門の方から比べると、生豆や焙煎に携わる機会というのは少ないのですが、一般の方と比較すると、かなり多いという位置づけになります。

 

特に生豆に関してはインドネシアでいろいろな生豆を見てきた関係上、ロブスタとアラビカの生豆の香り(におい)に関してはだいたい区別がつくという感じでありまして、仮にコピルアクの生豆と他の生豆があれば、完全に「コピルアックとその他」と区別をつけることが出来るでしょう。

 

これは私の嗅覚が人より優れているというわけではなく、それほどコピルアックの生豆の香りというのは独特だからであります。

 

さて、今回市場にコピルアックのアイスコーヒーを送りだすという前代未聞の試みをした最初のきっかけというのは「この独特なにおいを持つコピルアック生豆を焙煎し、アイスコーヒーにしてみたらどんな味になるのだろう?」という純粋な好奇心と、何人かのお客様から「これは変わった味でなのでアイスコーヒーにしてみたら面白いのではなの!?」とのご意見をいただいたことであります。

 

また、このコーヒーは、たとえ冷めてしまってもコピルアク独特の風味は消えずに残ります。そのためリキッドタイプのコーヒーにしたら面白いことになるのではないか??と思ったのであります。

 

そして、今年も春を迎える前のまだ寒い2月頃、「コピルアックのアイスコーヒーを作ってみよう」と決心し、このアイスコーヒープロジェクトをスタートさせたのであります・・・・。

 

Koki’s Kopi Luwak Iceの開発話、次回へ続きます。

 

 

コーヒーの専門家とコピルアックの試飲をしている写真です。こんな感じでいろいろなコーヒーの専門家の方にコピルアックの味を試してもらっています。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki