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コピルアック(コピルアク) おいしいコーヒーと猫のフン

2012.10.05

今回のブログはジャコウネコのフンの話です。そのため、あまり読みたくないという方がいらっしゃいましたらスキップしていただければと思います。写真は掲載しておりません。

 

ジャコウネコはWikipediaを見ると「麝香」を分泌するとはズバリの記載がありませんが、分泌する液は香水の補強剤や持続剤として用いられるとあります。これらの液を具体的に見たことがないのでわかりませんが、何らか香水に関するものに使用されるようですので、この分泌液は異臭のするようなものではないと想像できます。

 

 

なぜジャコウネコから排出されたコーヒーを精製して飲むと、味が全く変わるのか大変気になりました。おそらく皆さんがコピルアックではない普通のMuria山で収穫されたコーヒーと、同じ場所で収穫され、コピルアックとして精製されたコーヒーを一緒に飲み比べてみれば、その違いに大変驚かれるでしょう。

 

特にRobustaは「Robustaは苦いだけでうまみがない」という概念を皆さんお持ちだと思います。コピルアックを召し上がった後おそらく「これ、ほんとにRobusta??」と感じるでしょう。

 

このビジネスを始める当初、このことが最大の謎でした。私の性格上「○○が違うのでコピルアックと普通のコーヒーは違うんだ!!」という何らかの具体的なデーターなり、科学的な根拠なりを欲しいと思い、大手の分析機関にこれは分析が可能なのかどうか?を問い合わせることにしました。

 

つまり、普通の生豆とコピルアック生豆で何がどう違うのか?生豆の臭いの分析で両者の違いが出るのか?何らかの物質が豆に入ったとしたらそれは何か?を知りたかったのです。

 

これには私の好奇心プラス別の意味がありました。偽物対策です。

 

当初このビジネスについてほとんど知識がないときに、インターネットを駆使していろいろ調べたところ「偽物が多い」、「本物と普通の豆を混ぜても本物と宣伝している」などなど、本物偽物論がよく見られました。

 

この段階ではまだ自分で精製をするとは夢にも思っていなかったので、生豆を購入した場合、偽物をつかまされないように何らかの対策が必要だと考えたのです。

 

実はこの先の話はだいぶ複雑な話になり、現在ブログに記載することが出来ないのですが、いずれ機会を見ながらブログに記載してまいりたいと思います。

 

ところでこの偽物、本物論、弊社が偽物をつかまされない最終的な結論は「生豆のままでは購入せず、自社でフンが付いた豆を精製し、自社で生豆を得る」ですんなり解決できました。しかし、どうして?? なぜこんなにも味が変わるのか??は依然謎のままです。

 

Keletにはよく足を運びますが、彼らに聞いても「なんかが豆の中に入ったんだよ」というあいまいな答えしか返ってきません。

 

あるときやけくそ半分、「猫のフンがなんか違うにおいなんじゃないか?」と思い立ち、Keletの仲間に頼んで、比較的猫がしたばかりの新しいフンを探してもらい、その場でにおいをかいでみることにしました。

 

手に取ったフンはまだ湿っていて感触のいいものではありません。一緒にいたイカサンやギアントはなんだか遠巻きに私のことを見ています。Agung氏のワイフも全く白けた顔つきです。おまけに彼の甥もジャコウネコの子供と一緒に興味のまなざしで私のことを見ています。

 

「この日本人なんで猫のフンのにおいを喜んでかぐんだろう??」と。

 

傷つく威厳をかなぐり捨て、エイヤと猫のフンのにおいをかいでみたところ・・・・、

 

あら不思議!?

 

ほとんどにおいはしないではありませんか!? 鼻先をフンに触れるくらいまで近づけ思い切り鼻で息を吸い込むと少しばかりバナナかパパイヤの果物のにおいが、かすかに、ほんのわずかにします。

 

Keletの養猫場には約120匹のジャコウネコがいますが、一切動物のフンのにおいや異臭はしません。

 

KeletからPatiに帰る車のなかでイカサンが「ねえ、ほんとはジャコウネコのフンどんなにおいしたの? さっきにおいしないってKeletの皆にKokiは言ったけどあれ気を使ったの?」と聞いてきたので、

 

「パパイヤのにおいがしたさ」と私は彼に言いました。

 

Patiに帰り数日後、イカサンがパパイヤの苗をどこからか調達してきて、裏庭に植えました。

 

 

 

                       

この写真は今Keletで育てているパパイヤの若い木です。イカサンの裏庭ではありません。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki