コピルアックブロク画像

インドネシアのコーヒーギフト

2013.5.01

そろそろ母の日が近づいてまいりました。母の日や父の日がいつ頃から出来たのかよくわかりませんが、街の花屋さんの前を通りかかると「母の日にお届けします!!」というようなPOPをここ最近良く見かけます。

 

母の日といえばやはりギフト。コーヒーギフトで少し変わったコピルアックというはいかがでしょうか。このコピルアックというコーヒーの存在を知っておられる方は意外と少ないため、結構喜ばれるプレゼントになるのではないかと思います。

 

ところで、「○○の日、ギフト」というのは日本独特の風習なのでしょうか? インドネシアに滞在している中で、そういえば日本でいう母の日や父の日に該当するような記念日というのは聞いたことがありません。

 

以前私、オンライン英会話をやっていたことがあります。講師は全員フィリピン人。流暢な英語を話します。本来この英会話は日本とフィリピン間でスカイプをするはずなのですが、ごくまれに相手がフィリピン人ではあるものの「いま、シカゴからスカイプをしています」とか、「カナダから」はては「ドバイから!!」というケースもありました。ドバイからのスカイプは結構音質が良く、すごいもんだと感心した覚えがあります。

 

彼らはフィリピンの大学を卒業したばかりで出稼ぎでそれぞれの国へ来ているのですが、その目的はお金を貯めて両親に仕送りをし「親に楽をさせてあげたい」とのことでした。彼らの常に親を敬う気持ちに共感したのを覚えております。

 

さて、インドネシア人はどうかというと、私の見る限りやはり親を敬う態度は普段の生活でかなり濃厚に見受けられます。親、もしくは年長者といっていいかもしれません。

 

私が住んでいる中部ジャワ州、Panjunan村の借家の大家は相棒のイカサンの遠い親戚にあたり、70歳くらいの老紳士なのですが、イカサンはこの老紳士には頭が上がりません。その一つは彼が老人であるということ。そして街の中では比較的有力な宗教者であることによります。

 

イカサンが小さい頃におそらくこの老人にビシッとしつけられたのでしょう。大人になったイカサンも近所の子供たちへの態度は厳しく、いつものイカサンとは大違い。もっともその主な理由は、近所の子供たちが彼の長女と仲良くしているのをどうやらひどく嫌っているようで・・・・。

 

話がだいぶそれました。

 

つまりインドネシアでは普段から年長者を敬う風潮があるのですが、そういった記念日というのは無いのであります。そのため“ギフト”の市場というのはやはり未成熟という気がしております。

 

ところが、私の見ている限りおそらく年に1回だけギフト市場が生まれるタイミングがあります。それはインドネシアの断食月です。

 

断食月とはイスラム教徒で定められた、その名の通り「断食をする月」で約1か月の間イスラム教徒は日の出から日の入りまで飲食をしません。日中のどが渇いても水も飲みません。大したものだといつも感心いたします。

 

この1か月の間、そして断食月が終わった後の10日間くらいの休日期間は街中ギフトだらけになります。ギフトだらけといってもきれいにラッピングされた商品があるわけではなく、果物やお菓子をお土産用として購入するケースが目に見えて増します。

 

普段は店の棚の奥にひっそりと置かれているクッキーが、この期間は街の商店やコンビニでは店の一番目立つドアの前にドカンと山積みされています。もちろんラッピングはしていないのですが、そういったことはあまり気にすることなく、缶入りのクッキーがこちらでは人気のギフトになります。

 

ちなみにイカサンに「インドネシアにはコーヒーギフトや紅茶ギフトはあるのか?」と尋ねたところ、聞いたことが無いとのこと。私もそういえば見たことが有りません。

 

今年の断食月へ向けて、「Patiでコーヒーギフトをはやらせようぜ!!」といって今度イカサンを困らせてみたいと思います。

 

 

私の隣にいるマダム(Tinyさん)が持っている赤い缶入りクッキーがインドネシアのギフトの定番です。断食月にはこの赤い缶がまさに“飛ぶように”売れています。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki