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コピルアック コーヒー生豆の価格は!?

2013.4.21

日本経済新聞の夕刊の1面に日替わりでコラムが掲載されています。このコラムはだいたい欠かさず読むのですが、4月18日の記事で歌人の馬場あき子氏がコーヒーのことを書いておられました。

 

この記事によりますとコーヒーというのは、以前は大変な高級品でなかなか庶民には手の出るものではなかったようで、大豆を煎って焦がしたものとコーヒーをミックスしていたとのこと。

 

この箇所を読み、ふとあるコーヒー農家のことを思い出しました・・・・。

 

Patiは弊社のコピルアックの精製施設がある場所で、ジャコウネコのフン付豆はKeletという地域から購入しています。KeletはPatiの隣県にあたるJepara(ジュパラ)県に属しますが、PatiもJeparatもMuria山という中部ジャワでは比較的大きな山の麓に位置する中堅都市です。

 

Muriaの山全体がコーヒーの生産地といってもよく、雑木林の中に広大なコーヒー畑が広がっています。

 

コーヒーの収穫期というのは1年のうちの半分くらいで、残りはコーヒーの木の手入れ、もしくは副業をもっていればそちらを行います。

 

Patiからもっとも近いコーヒー生産地というのはJollongという村なのですが、以前何度かこの村に出かけてコーヒーの栽培に関していろいろな話を聞いたことがあります。この村は中部ジャワでは比較的有名なコーヒーの栽培地で、山頂付近には国営のコーヒー工場があります。

 

Jollong村のコーヒー収穫期はだいたい5月~11月くらいで、それ以外は農家の人々は出稼ぎに行くケースが多いようです。

 

さて、私が馬場あき子氏のコラムを読んで思い出したのがこのJollongの農家を訪れた際の出来事でした。

 

彼らが収穫したコーヒーの赤い実はどのようにして売買されるかというと、とても単純で毎年同じ決まったバイヤーが購入数量と価格を農家に言い渡し、農家はその通りの価格で決められた数量を収めるだけです。

 

つまり農家には価格の交渉権がなく、バイヤーのスタンスとしては「この値段で売ってくれなかったら買いませんよ!!」といったものになります。

 

これはコーヒーの供給量があまりにも多いため、バイヤーとしてはいくらでも需要を満たすことが出来る立場にあり、強い交渉が可能になるわけです。もちろん農家は言い値でコーヒーの赤い実を売るしかありません。

 

実はJollongに何度か訪れた理由はここにありました。

 

ある日、相棒のイカサンの知り合いのコーヒー農家がPatiで日本人(つまり私)が貿易会社をやっているのを聞きつけて、「Jollongのコーヒーを日本で売れないか?」と相談に来たのであります。

 

コーヒーのマーケットに関しては全く無知ではあったのですが彼らから聞いた値段は非常――― に安い!!ということは分かりました。

 

桁が一つ違っているのではないか?と疑うほどだったのですが、実際にコーヒー生豆の価格というのは大変安いもので、しかも供給量が多いためさらに買いたたかれてしまうようです。

 

こんなに安いのだったらひょっとして日本にJollongのコーヒー生豆を輸入できるチャンスあり??

 

まずはJollongに行ってみようじゃないかとイカサンと一緒にPatiから小一時間ほど行った山奥の村Jollongを尋ねることにしたのであります。

 

 

バイクにまたがりキメてるイカサンと考え事をしている私の写真です。

 

次回へ続きます。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki