コピルアックブロク画像

コピ・ルアック(コピルアク) 味はどんな感じでしょうか?

2012.10.02

前々回、コピルアックの味は「・・・・!!」だったというところで話は途切れております。

 

何かの味について書くということは結構難しく、例えば「おいしい」という表現も、どうおいしいのか? 何か似てる味はあるのか? もっと具体的に書けないか?といろいろ考えてはみるもののやはり、ズバリこれ!!というものが見当たらないのであります。

 

そのため、まずはコーヒーの専門家のコメントを引用させていただくことにいたします。

 

相棒のイカサンと友人宅でコピルアックをご馳走になった後いろいろこのコーヒーについて調べました。そして、これは第三者、つまりコーヒーの専門家に依頼して客観的に評価をしてもらうべきだなと考えました。

 

たまたま日本に一時帰国するタイミングが近かったので、急きょ友人から生豆(ロブスタ)を取り寄せてもらい、何人かの専門家に評価をしてもらうことにしました。

 

それらをまとめると、全員の専門家に共通する評価は、「これは非常に特徴がある、独特な味だ」ということでした。やはり私が「!!」と感じたのも間違いではなかったということです。

 

そのほかいろいろなご意見をいただいきましたが、共通するのは上記の個性が際立つということだけで、あとはまちまちです。

 

ちなみに私がこの味をどう表現するかというと、まずアラビカは比較的癖がない味です。通常のアラビカよりも酸味は少ないと感じます。非常にまろやかな味です。またよく「チョコレートみたい」とか「キャラメルみたい」と表現する人もいるようですが、濃いめに入れた場合、こういった表現があながち的外れではないのかなという気がします。

 

しかし問題はロブスタです。通常ロブスタというと「苦くてうまみがない」というイメージを持たれる方も多いと思います。確かに私がインドネシアで飲むコーヒーはロブスタで、「苦い」という印象しかありません。私もインドネシア人も大量に砂糖を入れて飲みます。

 

ところがコピルアックにしたロブスタというのは普通のロブスタとは全く別物に変わっています。かといってアラビカともまた別の味です。つまり結論としては「独特な味」ということになってしまうのですが、召し上がっていただく方の多くは「たいそう変わった味だ」と思われるのではないでしょうか。おそらく「!!」という感じになると思います。

 

インドネシア人はこの味についてどう思っているかというと、コピルアックは都心でも限られたところでしか売っておらず、まず通常見つけるのは困難です。また価格もとても手が出せるような価格ではない為、コピルアックの原産国であっても実際にコピルアックを飲んだことのあるインドネシア人は非常に少ないです。

 

インドネシアでもいろいろな人にこのコピルアックを飲んでもらいました。ほとんどの人は「おいしい」と言ってくれましたが、一人だけコピルアックの味がダメな人がいました。

 

弊社は貿易会社ですが、こういった貿易会社をサポートする国際輸送業者を乙仲業者といっています。あるとき乙仲業者と仕事の打ち合わせがあるため、Patiからスマランに出張に出かけました。

 

私がコピルアックを飲みたかったため、打ち合わせの場所を「パラゴン」という、スマランでは有名なコピルアックの喫茶店にし、乙仲業者の社長(女性)にパラゴンに来てもらうことにしました。

 

ところが彼女、私がコピルアックをご馳走しますというにもかかわらず、かたくなに「私は普通のコーヒーで、、、、、。普通のでOKですので・・・。」とコピルアックを拒みます。

 

話を聞いてみると、彼女の親戚がスマトラ島でコピルアックのビジネスをしており、昔からプレゼントでしばしばコピルアックが送られてきたそうです。ところが、夫や子供はコピルアックが大好きなのですが、なぜだかわからないが自分はどうしてもこの味が好きになれない。

 

とのことでした。

 

コピルアック専門喫茶のパラゴンで、大量の砂糖を入れておいしそうに普通の苦いロブスタをすする彼女を見ながら、もし自分が誰かに「ランボルギニーカウンタックをあげる」と言われても、自分なら「ビッツで十分」と言うだろうな、思って妙に彼女の嗜好性を納得した次第であります。

 

ちゃっかり2杯目のコピルアックを注文しようとするイカサンを制し、円満に仕事の話をつづけました。

 

                       

Patiの中心広場の写真です。たいていこういった塔が街の中心に立っています。中心広場のことをインドネシア語では「Alun-Alun」といいます。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki