コピルアックブロク画像

コピルアック(コピルアク) インドネシアの生活の一コマ

2013.1.09

たぶん10年くらい前だと思いますが、料理の鉄人というテレビ番組が流行りました。有名な料理人と、ゲストの料理人がカメラの前で腕を競うという趣向の番組だったと記憶しています。

 

実はインドネシアでも似たような番組が放映されていますが、名前はすぐに思い出せません。あるお題に沿って10名くらいの参加者がスタジオで料理を作ります例えばテーマが「辛い麺」であれば、参加者は自分のオリジナル料理をその場で作ります。そして、出来上がった料理を審査員のところへ持って行き味見をしてもらいます。

 

しかし審査員はかなりキツメのコメントを出します。「辛いがマズイ」とか「味も普通で見た目も普通」などなど・・・・。

 

この番組の出場者はプロの料理人で、ほとんどがどこかのレストランのコックです。応募者が多く、選抜で出場が決まります。以前予選会の様子も放映されていました。つまりこのテレビに出ている人々はそれなりに料理の実力はあるはずです。もちろんプライドも高いでしょう。

 

しかし予選を勝ち上がってテレビに出たはいいものの、そんな感じで審査員からダメといわれれば、彼らは下を向いてカメラから消えるしかありません。そんな彼らに司会者が追い打ちをかけます「Koki Sayang~!!」と。

 

“Sayang(サヤン)”というのはインドネシア語で頻繁に出てきます。「残念」とか、「かわいそう」、「もったいない」という意味です。そして“Koki(コーキ)”はもうお分かりかと思いますが、「料理人」のことを指します。

 

ところで弊社のコピルアックのブランド名はKoki’s Kopi Luwakです。Kokiは私の名前の「こうき」をローマ字にしたもので、日本人がこの名前の由来を聞けば「ああそうですか」で終わるでしょう。「こうき」という名前の人はたくさんいます。しかし、インドネシア人に自己紹介をするときは少し困ります。

 

“My Name is Koki Tokunaga”。「私の名前は徳永宏規です」。になりますが、インドネシア語では“Nama Saya Koki Tokunaga”となります。つまりこれを直訳すると「私の名前は料理人徳永です」という意味になります。

 

そんなことなので初対面のインドネシア人に名刺を渡し、自己紹介をするとみなさん「へ??」という顔になります。インドネシアに渡った当初はこれが嫌で恥ずかしくどうしようもなかったのですが、最近は慣れたもので「??」という顔をされても「いや~実は料理が大好きでこんな名前にしたんですと!!」というジョークが飛ばせるくらいになりました。

 

ただ一つ気がかりなのがイカサンです。どうやら彼は自分の娘に私が本当に料理人だと教え込んでいるらしく、彼女がPanjunanの事務所兼自宅にくるといつも「なんか作って!!」と私にせがむのであります。

 

イカサンも彼のワイフも大笑い。頭にくるものです・・・・。

 

そこである日彼に言ってやりました。彼はIkhsan Ristiantoというつづりです。まさにイカサンです。「イカサンというのは日本語でMr. Cumi Cumiだぞ!? “イカ”はCumi Cumiを意味し、“さん”はMr.の意味だ」と。

 

イカサンも彼のワイフもぽかーんとするばかり。まだ「何か作って!!」と私にまとわりつく娘の手を引き、そそくさと彼らは事務所兼自宅を後にしたのであります。

 

インドネシアの日常の一コマでした。

 

これはインドネシア料理のCumi Cumi Gorengです。これにSambal(サンバル)をつけて食べると最高にうまいです!!

 

Sampai Jumpa Lagi、

Koki