コピルアックブロク画像

ゴルフコンペの景品とコピルアック(コピルアク)コーヒー 1

2013.1.05

先日久々に会った友人に、私がコピルアックという高級コーヒーの製造、輸入販売をしていると話した際、彼は驚きました。「それ知ってるぞ!!」と。絶叫といってもいいでしょう。

 

なぜそんなに驚くのか聞いたところ、ちょうど年末に会社のゴルフコンペがあったそうで、ブービー賞が「ジャコウネコのフンコーヒー」と紹介されたコピルアックだったとのこと。社員のどなたかがインドネシア土産としてコピルアックを景品に寄付されたようでした。

 

どうやら司会の方が大変上手にこのコーヒーを説明されていたようで、この友人曰く「オレは絶対に猫のフンから出てきたコーヒーなんか飲みたくないと思ったね~」と。

 

彼には生豆の相場からこのコピルアックが出来るまでの工程をこんこんと説明し、「ワタシもインドネシアでジャコウネコのフンを洗っているのである」といったところ、彼はすぐさま話題を変え、ゴルフコンペでいかに自分がすごいスコアだったかを自慢し始めました。

 

私がインドネシアでジャコウネコのフンを洗っているのは冗談と思ったのでしょう。

 

それにしても彼のゴルフコンペの自慢話は全く止まる気配がありませんでした。しかし彼の気持ちはよくわかります。実はインドネシアで起業をする前に私もゴルフにハマリ込んでいたことがあったからです。

 

このゴルフという競技、やったことが無い方からすれば全く意味が分からないでしょう。「止まっている玉を打つ?」「しかもその止まっている玉に棒が当たらない?」「あたったとしても玉が曲がる?」「打ったら走らないといけない?」

 

全くわけのわからないスポーツです。要約すると「忍耐力が必要なスポーツ」といったところになるのでしょうか。私も最初はひたすら忍耐あるのみでした。

 

もともと会社の接待ゴルフがきっかけで、「絶対にゴルフをやれ!!」と命令され強制的にクラブを握らされ、レッスンプロにつき泣く泣くゴルフを始めたというのが本当のところです。ゴルフの練習は苦痛でどうしようもありませんでした。

 

玉はものすごい右に曲がるし、グリーンに近づけば近づくほど玉は穴から遠のく・・・・。何度ゴルフをやめようと思ったことかしれません。しかしゴルフが私を離しませんでした・・・・。

 

最初の頃、下手なうちは「今回のラウンドを最後にゴルフをやめよう」と心に固く誓うのですが、みんなで一緒にラウンドするというのは結構楽しいものです。メンバーが仮に普段はお客様とか取引先とかの関係であっても、ゴルフの時はそういったものから一時外れることが出来るからです。もっともガチムチの接待ゴルフというのもあるのですが・・・・。

 

こういう状況になると、最初は「楽しむ」余裕はなく、一緒に回る人に「迷惑をかけてはいけない」という思いになります。迷惑をかけない為には練習してうまくなるしかないのです。そしていやいや練習場に通うようになります。

 

ところが最初は苦痛だったゴルフの練習がだんだんと苦痛でなくなる時が来ます。つまり徐々にゴルフが上達するわけです。そしてそれはとても危険なことです。なぜかというと完全にゴルフにハマり始めたと同じ意味を持つからです。数年前の私のように・・・・。

 

おそらくそうなるともうゴルフを止めることは出来ません。最初はいやいやラウンドしていたものの、いつの間にか友人や会社の人々を誘うようになります「来週ちょっとどうですか?安いところを見つけたので・・・・」と。

 

そして休日は朝練を始めるようになります。早朝のゴルフ練習場というのは人が少なくショットに集中することが出来、割安になっている場合もあるからです。朝練の後、家でゴルフ雑誌を読み、ゴルフ番組、ゴルフトーナメントをテレビで観戦し夜再び空いてきたゴルフ練習場に出かけるというハマりようです。

 

そしてそのうち大変なことが起こります。それは「目標」が出来てしまうことです。「絶対に100を切ろう」、「絶対にいつも説教をされている上司よりも良いスコアで回ろう」、「絶対にノートリプルボギーでラウンドを終えよう」・・・・。

 

会社で課される個人の業績ノルマを達成出来なかった際の言い訳は、1分以内に100も思いつきますが、自分がこのゴルフで自分に課した目標は絶対です。変えることも未達になることも言い訳もあり得ません。完全に自分を追い込み、そしてこう思うようになります。「このまま練習してゆけばウッズの背中も見えてくるんじゃないか?」

 

破滅への道はもうすでに始まっていました・・・・。

 

次回へ続きます。

 

 

コピルアックの精製所があるPatiにはたくさんのサトウキビ畑があります。ゴルフ場がいくつもできるくらいの広さです。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki