コピルアックブロク画像

コピルアク(ルアック) ご安心ください!! ジャコウネコのフンとコーヒー豆の関係

2012.9.29

の一週間でかなり気温が下がりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

インドネシアではそろそろ雨季が近づいてまいりました。乾季はほとんど雨が降りませんが、雨季にはほぼ毎日雨が降ります。

 

LJAインドネシアは中部ジャワ州のPati県にあります。Wikipediaによると、人口は約119万人の都市と記載があります。都道府県の人口一覧を見てみると、大分県の人口とほぼ同じになります。

広さは1419㎢。東京都の面積が約2200㎢ですので、おおよそ東京都の面積の65%といった感じです。


私の借家兼事務所があるPatiのPanjunan村はPatiの中心街からおおよそ500メートルくらいの距離にあります。そしてここから200mほど離れたところに弊社のコピルアックの精製所があります。


ところで、昨日の続き、「ジャコウネコのフンとコーヒー豆は触れているか?」の続編を今日のブログで詳しくご紹介いたします。


昨日はコーヒー豆がいったいどういう構造になっているか?ということに関して記載しました。果たしてジャコウネコはどうやってこれを食べるのでしょうか?


ジャコウネコに赤いコーヒーの実を与えると、彼らはどのような動きをするかというと、まず一粒の赤い実を口の中に入れます。そしてガムを「くちゃくちゃ」噛む要領でしばらく口を動かしています。


ジャコウネコの口から「カシカシ」という音が聞こえます。これは赤い皮をジャコウネコが歯を使って取っている音になります。


おおよそ10~20秒くらい口を動かした後、口の中から赤い皮だけを「ペッ」と吐き出します。そして、そのほかの豆を飲み込みます。つまり、「パーチメント」の状態の豆を飲み込むわけです。


このブログをご覧いただいている方の中で赤いコーヒーの実を食べたことのある方はあまりおられないかと思います。


私はこういった仕事柄何度か食べたことはあるのですが、まず、赤い実とパーチメントは結構強めにひっついています。「するり」とむけるものではありません。そして、赤い皮を食べてみると、ジャコウネコが皮を「ペッ」と吐き出す気持ちがわかると思います。


赤い皮は苦くて硬いので、食べて心地よいものではありません。


ところが、パーチメントの周りに非常に薄い果肉が付いています。これはサクランボなどのような肉厚の果肉ではなく、「甘い膜がはっている」というイメージです。ジャコウネコはこれが好きなのではないかと推測できます。


ちなみに、パーチメントがついているコーヒー豆をかみ砕いて食べてみても、「渋苦い」だけです。ジャコウネコもあえてパーチメントの中に入ったコーヒー豆を食べることはしないでしょう。


ジャコウネコにコーヒーの赤い実を与えるのは夜です。ジャコウネコは夜行性のため、昼間はおとなしく寝ています。


前回のブログではパーチメントが水分を含んだ写真をご覧いただきましたが、乾燥したパーチメントはこのような状態になります。写真はMuria山で採れたArabica種の赤い実ををジャコウネコに与え、排出されたものを精製したパーチメント豆です。

                       

パーチメントをWikipediaで見てみると、「羊皮紙」と出てきます。名前から察すると結構固いというイメージがあります。実際のパーチメントは薄いにもかかわらず、かなりコシがあり、シッカリとグリーンビーンを覆っています。


コピルアクも含め、コーヒーの最終精製工程では機械を使ってパーチメントを割り、中からグリーンビーンを取り出します。


ジャコウネコのフンに覆われたパーチメント豆の写真はもちろん撮影してあるのですが、あまりご覧になりたくない方もいらっしゃると思いますので、ブログには掲載しませんが、グリーンビーンはパーチメントによりしっかりガードされています。


結論として、ジャコウネコのフンとグリーンビーンは決して触れてはいません。ご安心くださいませ!!


Sampai Jumpa Lagi,

Koki