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コピルアック(コピルアク) Batikとおいしいコーヒーの共通点 前編

2012.11.26

コピルアックはご存じの通りインドネシアで生まれたコーヒーです。もともとコーヒーはインドネシアには存在しませんでしたが、200年以上前にオランダ人がインドネシアにコーヒーを持ち込み栽培が始まりました。

 

その副産物として生まれたのがコピルアックになります。今ではこのコピルアック、多くの国に出荷され、その希少性から高い金額で取引されております。

 

こういった珍しいもの、この国ならではの特産品がいくつかインドネシアには存在します。例えばBatik(バテッ)という布もその一つでしょう。

 

このBatik、ご存じの方は多いと思いますがなぜこの布がそれほどまでに重宝がられるのかはよくわからないと思います。見た目は布に柄がのせてあるだけで、きらびやかなわけでも、布が光るわけでもない、何の変哲もない普通の布です。

 

ところがこの布、インドネシア国内でも非常に高い値段で取引されており、いわゆる「目利き人」も多く存在します。インドネシア国内ではいくつかBatikの生産地として有名な地域があります。例えば西ジャワ州と中部ジャワ州の境界付近にあるCirebon(チルボン)です。

 

Cirebonといえば大きな漁港があることでも有名な街なのですが、多くのBatik職人が活躍する街でもあり、インドネシアではBatikの産地として有名です。

 

また、弊社のコピルアックの養猫場があるKeletのJeparaもまた有名なBatikの産地で、インドネシアの大統領はJeparaのBatikがお気に入りという話を聞いたことがあります。どうやらJeparaのBatikは図柄もさることながら生地が大変良質なため人気があるとのことでした。

 

そして、中部ジャワの中では州都のSemarangに次ぐ大都市のSolo。このSoloは日本でいう京都のような、いわゆるインドネシアの古都にあたる都市で古くからこのBatikの生産が盛んです。LJAインドネシアのPatiにBatikの専門店があるのですが、専門店の店主曰く、SoloのBatikは図柄に特徴があり、基本的にはほとんどの図柄に「剣」がえがかれているとのこと。

 

確かに彼の店で見たものには剣の模様がえがかれているものがあり、そういったものはほとんどがSolo産ということでした。

 

他にもいろいろ有名なBatikの産地というのはあるのですが、忘れてはならないのがYogyakarta(ジョグジャカルタ)でしょう。ボロブドール遺跡がある場所といえば多くの人がお分かりになるかと思います。

 

何度かこのYogyakartaには仕事で行ったことがあるのですが、たまたま相棒のIkhsanの知り合いがYogyakartaに住んでおり、日本人の私にBatikを見せたいというありがたい申し出があり、彼女を尋ねることにしました。

 

彼女は以前Batik職人をしていたそうで、どうやら私にBatikを販売したい様子でした。実のところ、いわゆる「芸術」というものに私は非常に疎く、Batikの価値が良くわからなかったのです。Patiで起業する前に「Batikというインドネシア特産の布があり、非常に高額な価格で取引されている」という話は聞いたことはありました。

 

インターネットやインドネシア人から聞いていろいろ調べた、「ろうけつ染め」といわれる染色方法で作られたこのBatik。なぜそれほど高価なの??と前から不思議に思っていたのですが、Yogyakartaで実際にBatikの制作現場を見学した際に初めてその理由が分かりました。

 

「これは確かに値段が高いはずだ」と確信できます。

 

これを言葉で申し上げるのは複雑なので、簡単な説明にとどめておきます。

 

 

この女性、一見赤い布に何かを書いているように見えますが、彼女がしているのは何かを書いているというよりも、「ロウでマスキングをしている」といった表現が正しいものになります。

 

布に色を付ける際にはこういったドラム缶の中にある染料に布を浸すのですが、その際ロウがついている部分には染料が付きません。ロウが無い個所には染料が付きます。

 

つまり、色を付ける回数分ロウでマスクをする必要があります。どの順番で色を付けるかというのも事前にきちんと決めておかなければいけない大切な事前準備になります。

 

コピルアックも複雑な工程をたどり生豆が出来上がります。また、Batikも多くの苦労を経て1枚の布が出来上がります。果たしてこのYogyakartaのBatik1枚当たりの値段っていったいどれくらい??

 

続きは次回お楽しみください。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki