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コピルアック(コピルアク) おいしいコーヒーの証明書2

2012.11.05

昨日のブログの「化石」の話があまりにも長かったため、本日は早速本題に入りたいと思います。

 

Kopi Luwakの証明書の話です。

 

このビジネスを始める際に一番恐れていたことは「偽物をつかまされること」でした。その時はまだKeletの存在も知らず、もちろん自分たちでコピルアックを精製するとは考えもしなかった段階でのことです。

 

ネットでいろいろなインドネシアの供給者のWebを見ているといわゆる「証明書」や「鑑定書」の類が出てきます。この証明書とは大きく分けて2種類あります。一つは公的機関が発行しているもの、もう一つは生産者が独自で発行しているものです。

 

私自身の性格を自己判断すると、かなり疑り深い性格です。しかもインドネシアでビジネスをしていると、その傾向は自分を守るためには良いものであると考えます。コピルアックの話以外でも、インドネシアではいろいろなビジネスの話があるのですが、いちいちそれらに対していつも「本当にそうか??」と疑ってかかります。

 

そういったこともあり、Webに記載されているインドネシアの供給者が提示している証明書の文言を一つ一つ読み、記載されている内容をチェックすることにしました。

 

まずは公的機関です。

 

多くの供給者が(もちろんインドネシア国内の供給者ですが)公的機関、もしくは有名な検査機関の書面を「証明書」としてWebに提示しています。ところが、彼らが提示する「公的検査機関の発行している証明書」の中には明らかに「水分量」だとか「重さ」が記載されている検査表レベルの物もあります。判読できないものもあります。

 

そのため、いっそのことインドネシアの供給者が記載している「公的機関」をリストアップし、電話で「コピルアックの証明書というのはそちらで本当に発行しているのでしょうか?」と問い合わせることにしました。

 

私が電話で問い合わせをするにはハードルが高すぎるので、実際の電話は相棒のイカサンが担当しました。

 

6~7の機関に連絡をしましたが、その中で証明書とかコピルアックの分析書を発行しているというものはゼロでした。全てインドネシアの供給者の話です。

 

たまたまその当時Halal食品(イスラム教で許されている食品)の輸出ビジネスが進行しており、食料品関係のお役所である、インドネシアの保健衛生省(LIPI)と付き合いがありましたので、担当者にいろいろ話を聞くことが出来ました。

 

公的な機関が「Kopi Luwakの証明書を発行する可能性はあるのか?」との問いに、彼曰く「公的な機関がそのような証明書を発行することはまずあり得ない」とのこと。なぜなら、コピルアックと普通の豆を区別するポイントを示してもらえなければ何をどう測定していいのかわからないという、もっともな意見でした。

 

確かに言われてみればそうなのです。

 

「これがコピルアックです」といわれても、生豆の物性上明らかに通常の豆と異なるポイントを、数値で提示しないと誰も判断も何も出来ないのです。例えば普通の豆は1g中に含まれているカフェインが0.02gなのに対し、コピルアックは1g中0.5g以上である。○○酸は通常の豆には絶対に含まれないが、コピルアックには必ず含まれるetc…..です。

 

私の性格、結構しぶといのです。しかもこういったことが嫌いではないのです。

 

そのため、この箇所を何とか突き詰めて独自の判断基準を持つことが出来ないか。何とか持ちたい、と考えるようになりました。つまり、「普通の豆」と「コピルアック豆」を比較して、物性上明らかに異なる何かがあるのかどうか?を見つけることです。

 

たしかにKopi Luwakの生豆の香りは普通の豆の香りと異なります。しかし、普通の豆が50%混ざっていたら? 30%混ざっていたら? 10%だったら・・・・・?? 色々な条件下では人間の嗅覚は絶対的なものではありません。

 

たまたま日本に一時帰国する機会がありましたので、大手の分析機関でこういった分析が可能なのかどうか、話を聞いてみることにしました。この章でもこの件は少し取り上げています。ご参照いただければと思います。

 

 

この大手の分析機関ではいわゆる香りの分析を広く行っています。例えばタンスにしまっていたカップラーメンにナフタレンのにおいが移るのはどのくらいの期間か?とか、そのような類の分析です。

 

担当者の方も内容については理解していただいたものの、結論としては、これをやろうとすると相当の費用が掛かるとのこと。また、費用をかけたとしても100%絶対的な結果が得られる保証はないという見解でした。

 

さて、どうしたものか・・・・・。 次回へ続きます。

 

昨日のブログで、化石の話を前置きとして書きました。ところが今ブログを書いていて、あの化石の話とコピルアックの証明書の話で同一の着地点を見出すことはどうしても出来ないとわかりました。

 

化石の話は化石の話としてとどめ置いていただければと思います。

 

ところで、化石の話の後日談。実は女性の担任の先生とイリー先生は恋人同士の関係にあったそうで、翌年ご結婚されました。クラスの女の子に「あの先生方そういう関係だったんだ!?」といったところ、「アンタ知らなかったの?? バカじゃない!?」といわれたのは良く覚えています。もう30年くらい前の話です。

 

                       

横浜のイタリア庭園からみたランドマークです。

 

Samapi Jumpa Lagi,

Koki