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コピルアック(コピルアク) インドネシアでの食事の作法

2012.10.31

最近、格安国際航空(LCC)に関するニュースを見聞きする機会が増えてまいりました。

 

当初は「乗継時に一回出国しなければいけない」とか「荷物がすぐに出てこない」、「格安と言えど、オプションでいろいろ頼むと結局値段は普通の航空会社とあまり変わらない」etc….

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批判はあったものの今では完全に日本に根付いたこのサービス。私自身インドネシアと日本を往復する際は、ほとんどエアーアジアを利用しております。

 

確かにインターネットでの予約方法が面倒だったり、オプションをいろいろつければ価格は高くなってしまいますが、一切オプションを付けず、予約も慣れてしまえばかなりお得にインドネシアまで行くことが可能です。

 

お得にインドネシアに行くためには、一度マレーシアのクアラルンプールで乗り換えをする必要があります。つまり羽田からまずクアラルンプールへ参ります。そしてクアラルンプールでエアーアジアを利用し、インドネシアの各都市へ行くという方法です。

 

LJAインドネシアの拠点Pati県から一番近い空港は、中部ジャワ州の州都Semarang(スマラン)になります。つまり、日本から行こうとすると羽田からクアラルンプールへ行き、クアラルンプールからスマランへ行くわけです。

 

時期によっては、日本円でおおよそ4万円程度で羽田からスマランまで行くことが出来ます。インドネシアのナショナルフラッグであるガルーダ航空ですと、片道で最低7万円はしたと思います。

 

先日飛行機の中で、エアーアジアの出版している雑誌を見ていたところ、アジア各国の食文化が紹介されていました。その中で日本の紹介記事があったのですが内容は「驚くなかれ、日本では麺を食べる時、”ズズッ”と音を立てるのを良しとされている」というものでした。

 

国々によって食事の作法はいろいろあるものです。

 

インドネシアに初めていった方が驚くであろう食事の作法は「手づかみ」ではないかと思います。例えば焼き魚が出てくるとします。日本では箸を使用しまずが、インドネシアでは手でむしって食べます。もちろんご飯も手で食べます。

 

箸が登場する場面はインドネシアではまずないでしょう。

 

さすがにMie(ミー=ラーメン)やスープのようなものはスプーンやフォークを使います。私自身、最初はこの手づかみ方式の食事に抵抗がありましたが、郷に入れば郷に従えの言葉通り、見よう見まねで何とかマスターすることが出来ました。

 

インドネシアの食事の作法で絶対にやってはいけないことがあります。それは左手で人に食べ物や皿を渡すことです。これは食事に限らず、すべての場面において「左手で人にものを渡す」というのは無礼極まりない所作として扱われます。

 

もともと宗教から来ているのか、文化的にそうなのかよくわかりませんが、彼らはいわゆるトイレの後の処理は基本的に左手で行います。トイレットペーパーを使用する人はあまりいません。

 

そのため、左手に持っているものを人に渡す際には、必ず右手に持ち替えてから右手で渡すということが徹底されています。あえて面倒でも絶対にそうします。

 

右手がふさがっていて、どうしても左手でものを渡さなければいけない場合には、渡す人は”Maaf ya, saya pakai tangan kiri”(ごめんなさい、左手使ってしまいます)と断りを入れてからものを渡します。

 

もちろん字を書くときも、ハサミを持つ時も、包丁を持つ時も全て右しか許されません。左利きの子供は強制的に右に変えさせられます。

 

私がインドネシアで最も困ったのはこの、左手を使ってはいけないということです。

 

私自身、左利きの為、例えば仕事でホワイトボードにものを書く際、初対面のインドネシア人の前では必ず上記の“Maaf ya……”と断りを入れてからペンをとります。

 

更に困るのがWarung(屋台)での食事です。最初は頑張って右手でスプーンを持っていたのですが、どうしても違和感があり今は左手でスプーンを使っています。ただし、手づかみの際は無理やりでも右手でご飯をつまみます。

 

いかに外国人といえども、左手でご飯をつかむやからはさすがにインドネシア人には受け入れてもらえないと思ったからです。

 

しばらくすると、右手を使って食事をすることも苦ではなくなりました。

 

相棒のイカサンが、日本から持ったきた私の箸を見て言いました。「日本人はよくこれを使ってものを食べることが出来るね!?」と。

 

私は彼に言いました「ああ、日本ではマクドナルドのハンバーガーを食べる時もこれを使って食べるんだ」と。

 

珍しく、イカサンは私の言ったことを信じた様子でした。

 

                       

こういった料理はもちろん手づかみになります。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki