コピルアックブロク画像

コピルアック(コピルアク) 思い込みの結末は??

2012.10.27

人間の思い込みというのは結構厄介なものであります。

 

以前、初対面の人に自己紹介をした後、その方に「ヒロキさん」と呼ばれました。私の名前は「こうき」なのですが、漢字で書くと「宏規」の為、「ヒロキ」とも読めます。

 

「ヒロキではなくコウキでございます」と申し上げましたが、彼曰く「あれ?? さっき自己紹介で“ヒロキ”と言ってましたよ」。

 

自己紹介であえて自分の名前を間違えることはないので、彼はどの時点からか私の名前を「ヒロキ」と思い込んでいたのでしょう。

 

この「思い込み」、私にもよくあります。

 

LJAインドネシアおよびLJA JAPANは貿易会社です。コピルアックのビジネスはLJAインドネシアがLJA JAPANに輸出するという形で行われております。

 

このコピルアックを始める前、最初は普通のインドネシアコーヒーのビジネスについていろいろと調べていました。ある人から「コーヒーを輸出してほしい」と頼まれたのがきっかけだったのですが、日本にコーヒーを輸出するというビジネスにあまり乗り気がしませんでした。

 

と言いますのも、日本のコーヒー消費量というのは世界でも上位に位置します。そのため当然コーヒーの輸出などは、あらかた大手の商社やコーヒーの専門商社がほとんどのシェアーを握っており、新規参入の余地などないと思ったからです。

 

LJAインドネシアのあるPatiという街は、Muria山という山のふもとに位置するインドネシアの中堅都市です。この山のふもとにKudusやJeparaといった街があります。また、ジャコウネコを飼育しているKeletも同じMuria山のふもとにあります。Keletの行政区はJepara県になります。

 

Jepara(ジュパラ)というのはインドネシアでは有名な街です。16世紀ポルトガルがジャワ島に上陸をしようとした際、その最前線の防衛基地がJeparaだったからです。断崖絶壁の上に今でもインドネシアが防衛に使用した大砲が保存されています。

 

Jepara、Kudus、Patiをふもとに有するこのMuria山はコーヒーの一大栽培地でもあります。

 

Jepara側から山頂に行く途中にKeletはあります。そしてわが街Pati側から山頂に行く途中に「Jollong(ジョロン)」という村があります。

 

このJollongでもコーヒーの栽培が盛んで、先ほどの「コーヒーを輸出したい」という人は、この村からふもとのPatiに来たのです。

 

先に書いた理由で、コーヒーを日本に輸出するのはあまり乗り気ではなかったのですが、とりあえず彼の村に行くことにしました。行く前に彼にお願いをしたのは「コーヒーの焙煎をしているところを見せてほしい」ということでした。

 

私が興味をもったのが、「コーヒーの焙煎」です。インドネシアでコーヒーの栽培が始まったのは今から200年ほど前と言われています。歴史としてはかなり長いわけです。インドネシア人はコーヒーを飲むことを禁じられていたのですが、在インドネシアのオランダ人はコーヒーを飲んでいたわけで、当然焙煎も行われているはずです。

 

私の直感はこう告げていました「オランダ=ヨーロッパ=産業革命=当時最先端の技術=コーヒーの焙煎技術もすごい」。「だからインドネシアでもオランダ式のすごい焙煎技術が今でも息づいているのでは。いやインドネシアは世界有数のコーヒー生産国でもあるので、間違いなく焙煎技術もすごいはずだ!!」。

 

という思い込みが、私に焙煎を見せてほしいと彼に依頼をさせました。

 

PatiからJollongまではバイクで約40~50分くらいかかります。峻険な山道を通らなければJollongまでたどり着けません。イカサンの運転は荒いので途中崖から滑り落ちそうなことが何度かありました。

 

そんな苦労をしながらたどり着いたJollong。いやがうえにも高まる期待。早く焙煎を見たい。幻のスーパー焙煎を!!

 

やっとのことバイクでJollongに到着し、いざスーパー焙煎を見る段になり家の奥さんが言いました「マキを拾ってくるからちょっと待っててよ」。

 

「マキ?? 直火焙煎ってやつか?? なんだかわからんがとにかくすごい!!」。

 

奥さんが、準備が出来たというので焙煎をする場所に入ってみると・・・・。

                       

こんな感じの場所でした。

 

 

 

スーパー焙煎機はなく、カマドに土鍋をくべて焙煎・・・・。

 

この土鍋はもう20年以上は使い続けているそうです。ずっと昔から続く伝統の焙煎方法でした。

 

思い込み・・・・。何とかしたいものです。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki