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コピルアック(コピルアク) おいしいコーヒーのキャッチコピー

2012.10.26

仕事柄インターネットのビジネスにまつわるいろいろな事柄を目にする機会があります。

 

先日、インターネットのあるお悩みコーナーでこのような質問がありました。「化粧品をネットで販売しています。薬事法が厳しくなり、以前はおとがめがなかったいろいろな宣伝文句が今は使用できなくなり、売り上げが下がりました。同業者の皆さん、どうされてますか?」

 

誇大広告による消費者被害を防ぐためのこの法律、確かに効き目は出ているようですが、インターネットショップにとっては厳しい時代となったのは確かなようです。

 

弊社の事務所がある中部ジャワのPatiでメジャーな広告といえばまずはテレビです。テレビは全国区の放映以外でPati-Televisiという地方局があります。小さなレストランやテレビがあるWarung(屋台)ではたいがいPati-Televisiがつけっぱなしになっています。

 

以前実はこのPati-Televisiにコマーシャルを出そうとしたことがありました。LJAインドネシアではバイクの部品をタイから輸入し、インドネシアで販売をしているのですが、販売促進としてPati-Televisiのコマーシャルが活用できないかと考えたのです。

 

色々な事情があり、結局コマーシャルを打つことはなかったのですが、費用はさほど高くありませんでした。確か1日10回、1回の時間が25秒。1か月の広告費がRp2.000.000(日本円で約2万円)といった感じだったかと思います。安い!!

 

テレビに次いで人気がある広告媒体はラジオです。日本と同じく主婦が家事仕事をしながら、ドライバーが運転をしながら。整備士が整備をしながら・・・・。相当広く受け入れられています。

 

これ以外で広告というと、街にでかでかと掲げられている看板や垂れ幕といったところで、雑誌、新聞の類はそれほど熱心にPatiの市民は読みません。特に新聞は日本のように配達するという習慣がなく、街中のスタンドで買うのが一般的です。

 

私自身、インドネシア語の勉強の為暇なときは新聞を読むようにしておりました。もちろん辞書を手放すことは出来ません。お気に入りは地元紙のJawa Posです。

 

ある日このJawa Posで記事広告を目にしました。記事広告とはつまり広告なのですが、記事風にレポートされた広告です。この記事広告、病院で乾燥フルーツを薬として使用しているという内容なのですが、もろに「がんに効く」というフレーズが書いてあります。

 

これはさすがにまずいだろうと思い、相棒のイカサンに「これはひどいぞ」という話をしたところ、インドネシアでは良くあることなのでさほど問題にはならないようです。

 

これを日本でやったら一発でアウトでしょう。

 

ところでコピルアックのビジネスを始めた頃、いくつかのコピルアック業者が豆の売り込みに来ました。まだKeletのコミュニティーと知り合う前だったため、積極的に話を聞く体制でありました。

 

そのうちのある一つの業者が私たちに1枚の資料を見せました。読み進む中で思わず顔をしかめました。「コピルアックを飲むと”病気が治る”、”がんに効く”」。

 

その業者にはお引き取り願い、そのあとイカサンと「あんなデタラメよく言うよな!!」という話をしていたのですが、残念ながらこういった広告を見た後でコピルアックを買う人は後を絶たないのではないかと思います。

 

重い病気であればわずかな可能性にもすがりたいと思うでしょう。それが科学的に証明されていないとしてもです。

 

その後ほどなくし、Keletのコミュニティーからコピルアックを購入することに決定し、先般のブログで記載した根回し問題も解決した為、早速WebサイトでLJAインドネシアのコピルアックの告知をしようと、私とイカサンと製造主任のギアントでどのような内容にしたらいいか話し合うことにしました。

 

「でたらめなキャッチコピーはいらない!!」、「誠実かつみんなの心に響くコピルアックの宣伝文句を考えようじゃないか!!」と。

 

彼らが私に、「Kokiはなんかいいアイディアないの?」と問うので、しばらく考えて言いました。

 

「”ママの怒りもおさまる、驚異のコーヒー”なんてのはどうだ??」

 

ギアントは「製造工程を手伝う人の募集の仕事がある」と事務所を後にしました。イカサンも「今日は早めに帰って娘の世話をしなければならない」と言ってそそくさと出てゆきました。

 

一人になった事務所でコピルアック ロブスタを飲みながら有名なプロレスラーの格言を思い出しました。

 

「迷わず飲めよ。飲めばわかるさ」。

 

イカサンとギアントを呼び戻すため、急いで玄関に出ました。すでに二人の姿はなく、近所の子供が家の前で遊んでいるだけでした。

 

 

 

                       

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki