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コピルアック(コピルアク) 私の課長時代とコーラとおいしいコーヒー2 !?

2012.10.24

以前知人と車に乗っていた時のこと。ある全国チェーンの有名な和食レストランの前を通り過ぎました。

 

「この店は、以前地方の小さな惣菜店だったのだが、今はここまで大きくなった」とのこと。彼はそのあとに続いけて言いました。「大きくなった途端、この店の亭主は糟糠の妻を捨て・・・・」。

 

・・・・。さて、昨日の話の続きです。

 

コーラはペプシに勝つためにオリジナルの味を捨てました。また、若い部長だった鈴木さんは自分を曲げず、リストラされてしまいました。

 

このビジネスをPatiで始めた頃、競合他社の情報を集めようといろいろなWebサイトを見ていました。すべてインドネシアの販売会社、養猫業者、コピルアックの供給者です。みないろいろな方法で自分のコピルアックをPRしています。

 

たくさんのWebサイトを見る中で、ある一つ目についた供給者がありました。ジャカルタにあるメーカーで、主に海外の顧客を獲得したいとの意向が文面から読み取ることが出来ます。産地や養猫状態等、事細かに記載してあり、「なるほど」とうなずくものがありました。

 

ところが味に関して言及されている個所を見て違和感を覚えました。内容は下記のようなものでした。

 

「インドネシア以外の外国の皆さんはアラビカの味に慣れているでしょう。ただし、インドネシアではロブスタの収穫がほとんどで、アラビカのコピルアックは希少な為価格が非常に高価です」。「それゆえ弊社では、ロブスタのコピルアックにアラビカのコピルアックを少量混ぜ、味をアラビカのコピルアックに近づけています」。「もちろん本物です」。

 

私のインドネシア語は結構怪しいので、イカサンにこのWebサイトを見せ内容があっているかどうか聞いてみたのですが、やはり上記のようなことをうたっているとのことでした。

 

この競合他社のWebサイトを見て、なんだか残念な気がしました。

 

普通のロブスタのコーヒーと、ロブスタのコピルアックを、カップを並べて飲み比べてみたことのある方はほとんどいらっしゃらないでしょう。

 

コピルアックを扱っている関係上、カップを並べて飲み比べることは何度も経験しております。ところが、毎回これを繰り返すたび「なぜ同じ種類のコーヒー豆が、ジャコウネコを介した場合とノーマルな場合で、これほどまでに違うんだ??」と疑問を通り越して、感動すら覚えていました。

 

確かにロブスタといえばあまりイメージは良くありません。一般的にアラビカに比べて敬遠されるのはよくわかります。価格も安いです。しかし、ロブスタはグレードが低い。だからロブスタのコピルアックも「味のグレードが低い」と供給者自身が定義づけてしまうのは、いかがなものかと思ったのです。

 

このビジネスを始める際、様々なコピルアック供給者からロブスタのコピルアックを、サンプルとして集め飲み比べました。どれもロブスタのコピルアックの味の特徴は出ており「インドネシアのロブスタのコピルアックの味は世界に誇れるものだ」と感心したものです。

 

ある人は言うかもしれません「ロブスタのコピルアックなんて」と。

 

そういう意見があるのは当然です。よく理解できます。ただ、「ロブスタの味を消したいがためにアラビカと混ぜる」というようなことはしたくないのであります。

 

コーラの話に戻ります。

 

コーラを最初に作って、その味は多くの人に愛されてきたのだと思います。売上でペプシに負けてもその味を愛する人は変わらず存在するわけです。一見マーケティングとして「味を変える」というのは成功するように見えます。

 

しかし、それは消費者からも製造者からも受け入れられないものであることは理解できます。

 

部長の鈴木さんは自分を曲げすリストラされました。「自分を変えろ」とわめくコンサルタントもいます。

 

私自身、コーラは昔から大好きです。

 

 

 

                       

本日10月24日の日経新聞の「迫真」はとても良かったです。この写真はPanjunan村の事務所兼自宅の隣の空き家です。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki