コピルアックブロク画像

インドネシアの老舗の味

2014.10.13

昨日東京に出かける用事があり、新宿伊勢丹にふらっと足を運んだのであります。さすがに連休中日とあり結構な盛り上がりを見せておりました。特に顕著だったのが2つ。

 

ひとつは地下の惣菜店。たぶん人気店なのかと思いますが、やはりいくつかの行列が出来ていました。こういったお店が複数あると活気が出るようです。とはいうもののスーパーのフードコートとは違い走り回っている子供も無く老舗デパートの落ち着きを感じます。

 

デパ地下が盛り上がっているのは想像できたのですが、意外だったのは1回フロアー。化粧品のコーナーです。このスペースは男性にとっては通り道にすぎず、できれば避けて通りたいような場所なのですが外に出るにはここを通る必要があるため、肩身の狭い思いでいつもは早足で通り過ぎるところではあるのですが、昨日は少し違いました。

 

デパートの化粧品売り場はご存じの通り、化粧品メーカーの美容部員がお客様にメイクの仕方を教えながら化粧品を販売するというスタイルを採っています。デパートの化粧品売り場だけではなく、化粧品を売るというのはこういう感じなのかと思いますが、それにしても昨日の伊勢丹の化粧品売り場の盛り上がり方は結構目立っていたように思います。

 

伊勢丹を訪れたのは確か久しぶりと記憶しているのですが、以前は化粧品売り場が混雑していたという印象はまったくなく、しかも今回は心なしか黒服の美容部員の数もかなり多め。

 

「こうやってメイクをしたらあなたは美しくなれますよ」というアドバイスをしながら化粧をその場でお客様にしてあげて、お客様が変わった自分を体験出来れば確実にものは売れるのかもしれません。この場合確かに商品は化粧品ではあるのですが、商品の良し悪しは2番目で、お客様にとって一番大切なのは良いアドバイザーにあたることなのではないかと思います。

 

そう考えると、以前と比較して格段にお客様の数が増えているとしたら、伊勢丹のこの状態というのはたぶん美容部員のレベルがそれだけ上がったということなのでしょう。

 

ちなみに行列のできていたデパ地下のお店というのは老舗の総菜屋さん。あと、老舗和菓子店のイートインの喫茶店。やはり老舗は強いですね~。

 

さて、所変わってインドネシア。ここでもやはり老舗が幅を利かせています。

 

例えば私がよく利用するジョグジャカルタの名物料理Gudeg(グデッ)の老舗Bu Tjitro(ブ・チトラ)。

 

こちらがGudegの写真です。こちらのサイトからお借りしました

 

 

Gudegとは日本の料理で例えると極端に汁が少ない煮込みといった感じの食べ物で、PatiでもWarung(屋台)を見かけることがあります。私自身この料理がそれほど大好物と言うわけではないのですが、まあ味は別に嫌いではありません。

 

実は以前インドネシアの缶詰を日本に輸入できないかと思い、ジョグジャカルタのGudegも検討の一つに上がりました。缶詰メーカーというのは意外なことに国の機関が主導で行っており、LIPI(リピ=健康保健庁)のジョグジャカルタの工場で製品化されています。

 

ところが面白いことに、この工場ではLIPIのレシピでGudegを作った製品とBu Tjitroのレシピで作った製品、つまりBu Tjitroブランドで製品化されたものの2種類を扱っています。確かに味を比べるとBu Tjitroのほうが美味しいのですが、値段はLIPIブランドの2倍・・・・。

 

さすがに老舗はのれん代が高くつくのでしょう。缶詰の仕事はその他の事情もあり断念したのであります。

 

ちなみにこのBu TjitroBuはインドネシア語で「奥さん」を意味します。つまりチトロ奥さんのGudegという意味なのですが、昔は小さなWarungからスタートし、数十年かけてジャワ島の主要都市に店をオープンするまでに至りました。彼女はジョグジャカルタの成功者としてインドネシアでは有名人の一人であります。

 

また、コピルアックもインドネシアでは老舗と言われる業者がおりまして、彼らも最初は小さなコーヒーショップからスタートし、今では国際空港や近辺のショッピングモールには必ずといっていいほど出店をしています。

 

この店については味の印象よりも、こちらの章で記載しました相棒のイカサンの茶酔い状態が大変印象的で「この老舗は本物のコピルアックを提供している!!」と驚いたものであります。

 

 

現在日本ではKoki’s Kopi Luwakはまだ老舗と言えるほどの歴史はないのですが、数十年後も今と変わらず皆様からご支援をいただけるコピルアックを提供してまいりたいと思います。

 

 

 

近所のWarungで出される魚料理です。魚はBandeng(バンデン)という名前の魚で小骨が多いのですが、あっさりしていて大変おいしく私の大好物です。BandengSambalを塗ってバナナの葉っぱで包んで蒸し焼きにしたシンプルな料理なのですが、もう「最高!!」の一言です。Bu TjitroGudegもいいのですが、インドネシアにはこういった無名のWarungで最高の料理を提供する店がわんさかあります。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki