コピルアックブロク画像

インドネシア人の夫婦関係とは??

2014.10.10

以前インドネシアから友人が日本へ観光に来た時のこと、彼らを横浜の港近辺の観光地を案内するときにタクシーを利用しました。この近辺の観光スポットというのはそれぞれが近い割には坂が多い為歩いて回るのは結構しんどく、タクシーのお世話になったのであります。

 

タクシーの中でインドネシア人たちの会話を聞いていたドライバーが「お客さんどこの国からですか?」と興味津々の様子。このドライバーとインドネシア人について話していた時に彼から言われた言葉が印象的でした。「インドネシア人って離婚率低いんじゃないですか?」と。

 

その場にいたインドネシア人は3人で2人が女性。タクシーの中の会話の内容というのは、

 

女:「誰それはこの間、間違えてソーセージを食べたらしいよ」

男:「えー それまずいんじゃない?」

女:「一緒にいた日本人、ソーセージが豚肉で作られてるのを忘れてたらしく、注文しちゃったんだって」

 

といったものです。ところが、この会話を聞いていたドライバーは男女で愛をささやいているように聞こえたらしく、特に女性のイントネーションが非常に柔らかかったので「インドネシアの女性というのは皆、物凄く優しいのではないか?」と思ったそうです。

 

そのため多少の飛躍はあるものの、女性がこんなにやさしければ離婚なんて相当少ないだろうと彼は考えたようです。

 

彼らはジャカルタから来たのですが、ジャカルタの女性はどうだかわかりませんが、少なくとも私が滞在するPatiの女性は結構気性が荒く、相棒のイカサンは完全にワイフの管理下に置かれていますし、コピルアックの製造主任のギアントも夕刻まで仕事がずれ込むと、帰宅時間を30分おきにワイフに連絡しご機嫌をとります。

 

私はと言えば、大家の奥さんから「夜中に起きてたろう」とか「水を無駄に使うな」とか完全彼女の監視下に置かれ、しょっちゅう叱られる始末。Warung(屋台)のおばさんからも「アンタ今日は細かいお金持ってんだろうね?」と注文する前にお釣りを心配してくぎを刺されます。

 

私の印象ですと明らかに女性の力が強く、男性はそれに従っているという感じにも見受けられます。以前イカサンに「女房からきついことを言われて平気でいられるのか?」と本気で尋ねたことがあります。イカサンはダメ亭主ではないと思うのですが、それでもワイフからちくちく言われる彼の姿を見ていると、なんだか歯がゆくなり「ビシッと言い返せよ!!」と彼に言ってやりたかったのですがイカサンの返事曰く、「亭主が女房に従うほうが家庭はうまくいくから・・・」と、シレッと言ってのけるではありませんか。

 

どうやらPatiの夫婦関係ではそれが通常なのかもしれません。そういえば大家のご主人は元警察官で年老いたとはいえそれなりに威厳がある風貌なのですが、声は奥さんのほうがでかく、隣の家で何事かを言い争いしているとだいたいご主人が先に黙ります。

 

さて、この夫婦関係がしばらく、もしくは長年続くとどうなるか? おそらくご想像の通りなのですが夫はいくら夫婦円満の為に女房に口答えをしないという主義であってもストレスを感じるようになり、限界に達するとあれが始まってしまいます。

 

そうです。「浮気」です。

 

PatiにもWarung(屋台)の多少上を行くレストランがあり、よく中年の男女カップルが姿を現します。私は特に何も気にしていないのですがイカサンが「ねえKokiあのカップルどう思う?」と尋ねることがあります。私は「夫婦じゃん?」と答えるのですがイカサンは「あれは絶対に不倫夫婦だよ。なぜなら・・・・」と持論を展開するのであります。

 

イカサン、Youはひょっとして妻の管理に何か不満でもあるのか??

 

レストランでNasi Gorengを食べながら密かにイカサン家の円満な夫婦関係が永遠に続くよう祈るのであります。

 

ちなみに冒頭のタクシードライバーの感想、「インドネシア人は離婚が少ない」ですが、残念ながら大外れです。アメリカに次ぐ離婚大国とどこかで聞いたことがあります。確かにあれだけギュウギュウに妻に管理されていればいくら優しいインドネシア男性でも疲れるのは必至でしょう。

 

 

 

この写真、ジャコウネコのフンを洗った後のコピルアック生豆の選別作業をしている風景です。仕切っているのはイカサンでも私でもなく、イカサンのワイフ。ちょっと一休みして水を飲もうとしたところ、彼女に「Koki アンタまたさぼってんのかい!?」と言われ、ふてくされているところをイカサンが写真に収めました。イカサンのニヤけた笑いに久々にイラッと来たのであります。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki