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コピルアック(コピルアク) おいしいコーヒー かもめ食堂

2012.10.21

この映画を見て、何とも不思議な映画だなと思いました。

 

アクションがあるわけではなく、主人公の過去に深入りすることも無く・・・・。淡々と進んでゆく物語の中で、思わずかもめ食堂を応援したくなるのであります。

 

邦画ではこういったタイプのものを見るのは初めてで、似た感じの映画を見た記憶がもう20年くらい前のフランス映画でした。エリック・ロメール監督の「友人の恋人」。当時この映画を見てもその面白さがよくわからず、ひたすら退屈だった記憶があります。

 

今もし「友人の恋人」を見たら、退屈とは思わないかもしれません。反対に20年前にかもめ食堂を見ていたら退屈と思ったかもしれません。

 

かもめ食堂を見ていて「白夜」が話題になっていました。夜にもかかわらず昼間のような明るさということですが、機会があれば経験してみたいと思います。

 

もし皆さんがインドネシアに行かれたら、感じるのはその逆だと思います。つまり「まだ夕方5:00なのにもう暗くなり始めるの!?」という感覚です。しかも日本でいう真夏の暑さの為、その感覚はさらに強くなるかと思います。夕方5:30から6:00までの30分間で急速に暗くなります。

 

インドネシアでは夕方6:00前くらいから「アザーン」が始まります。アザーンとはイスラム教のお祈りを告げる一種のアナウンスで、とても美しい旋律が印象的です。イスラム寺院からスピーカーで流れるそれは、歌のような感じに聞こえます。

 

友人から「かもめ食堂という映画にコピルアックが出ている」と聞いて、この映画を見てみました。当初はコピルアックに注目したいと思っていたのですが、「白夜」→「インドネシアの夜」→「アザーン」という連想をしてしまい、映画を見ている間インドネシアで聞いていたアザーンが頭から離れませんでした。

 

コピルアックに限らず、世間一般においしいと評判のものはたくさんあります。高級店で出されるお酒や料理に外れはないでしょう。

 

コピルアックの精製所がある中部ジャワ州のPatiで食べるWarung(屋台)の料理や、揚げ物など、味の良し悪しでは日本で出される高級料理店の味などと比べれば足元にも及びません。

 

ところが、「高級料理店の最高級のステーキと、Patiで食べる郷土料理、どちらを今食べたいか?」と問われれば間違いなくPatiで食べる郷土料理です。

 

インドネシアではたいてい一人で食事をとっていました。アザーンが終わるころ夕食の支度を始め、Pasar(パサール=市場)で買った野菜を炒めながら、今日も充実した1日であったと心の中で呟いていました。

 

かもめ食堂の中に出てきた「おにぎり」は印象的でした。遠く北欧の地で食べるおにぎりは、さぞ素晴らしいでしょう。

 

この映画を見ながら、アザーンが流れるPatiのPanjunan村に戻りたくなりました。

 

                       

事務所兼自宅の裏の塀にたむろする普通のネコです。

 

Samapi Jumpa Lagi,

Koki