コピルアックブロク画像

インドネシアの大統領選挙とコピルアクのビジネス

2014.7.16

イスラムの世界ではラマダン(断食月)もそろそろ半ばに差し掛かりました。インドネシアは現在、乾季の真っ盛りということもありムスリムの皆さんが何とか無事にラマダンを乗り切っていただくことを祈るのみであります。

 

ところで先日インドネシアでは大統領選挙が行われました。現在のユドノヨ大統領が210年の任期を全うし、時期の大統領を選出する選挙です。この大統領選挙に関して、詳しくはこちらの記事をご覧いただければと思います

 

 

大変興味深くこの記事を読みました。選挙が始まるだいぶ前から次期大統領選挙は現地ではとても盛り上がっており、4月、5月の時点では絶対的にジョゴウィ氏が有利、ほぼ当選間違え無しとまで言われておりましたが、6月の1か月間でのプロボヲ氏の追い上げはすさまじく、結果は接戦という状況になりました。

 

私が滞在している街でありますPatiは、ジョゴウィ氏の出身でありますSoloと比較的近いためか、雰囲気的にはジョゴウィ氏の当選以外はあり得ないという感じであったのですが、ジャワ島の東のほうに行くにつれ何となくプロボヲ氏のポスターも多くなり、ジョゴウィ氏の影が薄くなっているように思えました。

 

ちょうど4月、5月とPatiにしばらくいたのですが、連日ジョゴウィ氏の善行、例えば「ボディーガードや秘書などを連れずに飛行機で中部ジャワまで行った」とか「昔Soloの知事だった時に貧しい人に対して良いことを行った」「ジャカルタ知事の時も賄賂は一切受け取らなかった」というような報道が連日TVで流れていましたが、おそらく私が日本に帰国した後くらいから、猛烈にプロボヲ氏がネガティブキャンペーンで追いあげたようです。

 

心なしかFBにもプロボヲ氏を応援する書き込みやジョゴウィ氏を「弱い大統領」と揶揄するような書き込みも増えてきたように感じました。ところでこのFBですが、やはり見てしまいますね~。特に記事がネガティブなものほどその印象は頭の中に残ってしまうようで、私自身Patiに滞在している時は「ジョゴウィ氏最高!!」と思っていたのですが、FBで過去の失態に関する記事が流れてくると、少しトーンダウンしてしまうのが自分でもよくわかりました。

 

今回かなりの接戦だったのはプロボヲ氏がTVを利用しかなりジョゴウィ氏をたたいたということが原因のようですが、FBも少なからず影響はあったのではないかと思います。

 

相棒のイカサンや彼の家族、近所の人々はもちろん大のジョゴウィ贔屓で、イカサンの父親が近所の仲間と熱く政治談議を交わしていたのが印象的でした。

 

よくインドネシア人は政治好きといわれますが、確かにそれはあてはまるかと思います。しばしばジャコウネコを飼育している同じ中部ジャワでPatiの隣県にあるJepara県のKeletに参るのですが、仕事の打ち合わせはそっちのけで、1時間以上も今回の選挙に関していろいろと派手な情報交換がなされており、このままで行くとジョゴウィ氏はインドネシア大統領になるだけではなく、「世界大統領」になるのではないか!?というくらいの勢いで、それくらいの人気を中部ジャワでは誇っておりました。

 

さて、この大統領選挙が私に与える影響というのはいくつかあります。仮にジョゴウィ氏が勝利した場合には「インドネシアルピア高」になると言われています。今までインドネシアではかなり外資の活動が規制されており、商習慣もいわゆる「賄賂文化」で不透明なものが多くありました。これによりインドネシアというのは一部の投資家からは投資の対象として敬遠されていたのですが、ジョゴウィ氏の政策はこういった悪しき商習慣を否定するもので、ジョゴウィ氏の勝利は外国勢から歓迎され、インドネシアルピア買いが進むために起こるものになります。

 

一方プロボヲ氏はその反対の政策、つまり既得権を優先し身内で政治を固めてしまい、それに経済が従うという状況になると言われています。そうなると外資はますますインドネシアから逃げてしまい、インドネシアルピアの価値が低下し、インドネシアルピア安が発生する仕組みになるわけです。

 

実は私にとっては「インドネシアルピア安」というのは結構望ましい状況でありまして、コピルアクのフン付豆を購入するのは当然インドネシアルピアで購入しているので、なるべく少ない日本円で多くのインドネシアルピアを買うことが出来れば、ビジネスとしては有利になります。

 

こういった面、つまり為替だけを見るとプロボヲ氏に勝利してほしいということになるのですが、懸念事項としては、彼はおそらく貿易に関する規制をさらに強めるのではないかということです。

 

今でもインドネシアへの輸入もしくはインドネシアからの輸出というのはいろいろな規制がかかっており世界的にも貿易は難関といわれていますが、プロボヲ氏の取り巻きが有利になる様な規制をかければ、今まで滞りなく行ってきたコピルアク生豆の輸出も何等か影響が出てくるのではないかと少しびくびくしております。

 

彼の息がかかった企業を規制により肥え太らせ、この企業から見返りをもらうという悪しき習慣に私のビジネスが巻き込まれるのではないかと、真剣に考えてしまいます。そういう意味では、「プロボヲ氏が大統領になれば外資が逃げる」という状況は極めて納得のゆくものです。

 

ジョゴウィ氏が勝利すれば確かに為替の面を見れば少しビジネスは窮屈になりますが、それ以上にジョゴウィ氏にはインドネシアの自由貿易を期待しておりますので、何とか彼が新大統領になるのを願っているのであります。

 

今日はちょっと真面目なブログになりました・・・・。

 

Patiでは古い建物を取り壊し更地にして新しい家や建物がどんどん立ってきています。不動産ビジネスをやればかなり儲かるかもしれません。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki