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コピルアク(コピルアク) おいしいコーヒーと農薬2

2012.10.18

私がインドネシア人を見ていて思うのは「結構せっかち」だということです。

 

インドネシアに渡る前は、南国の何となくのんびりした国民なのだろうと密かに思っていたのですが、実際にこちらへ来て生活してみるといろいろな場面で、「そんなに急ぐことはないでしょ」と思うことがよくあります。

 

例えば信号待ちです。

 

インドネシアの信号はたいがい「あと何秒で変わる」という表示が出ます。それはとてもいいことなのですが、5秒くらいになると「早く行け」とクラクションを鳴らし始める人が結構います。3秒くらいになると既にバイクは動き始めます。

 

車のスピードも日本に比べると荒く飛ばしがちです。

 

相棒のイカサンもその例にもれず結構せっかちで、バイクの後ろに乗っていてひやひやすることが結構あります。そんなイカサンから見ると私もかなりせっかちに映るようで、「日本人はそんなにせっかちなのか?」とよく言われます。

 

「お前に言われたくはない」といつも苦々しく思うのであります。

 

早急に物事を進め、後から後悔することはよくあります。年を重ねるにつれだんだん自分を律することが出来るようになったとしても、やはりそれは性格なのでしょう。なおすのは難しいのかなという気がしています。

 

ところで、弊社は貿易業という職種に属します。コピルアック生豆をインドネシアから輸出し、日本に輸入しております。

 

このワンセンテンス、簡単に書きましたけれども実はいろいろなエッセンスが含まれています。例えば昨日のブログで書きました、検疫や農薬検査をパスさせるのも我々の仕事です。また、輸出のライセンスを保有している必要があります。

 

FedExやUPSといった会社はあくまでも運送会社という位置づけで、運送に関しては責任を持ちますが、実際に貨物を出国させ、無事輸入OKになるまでの責任は貿易会社にあります。

 

そのため書類の書き方が少し違うだけでも出国や入国が出来ないこともありますし、場合によってはペナルティーを払って処理をするケースもあります。

 

こういった一連の仕事の中で疎かにされがちなのが、「梱包」です。梱包の仕方が悪く、せっかく輸入できた荷物が壊れていたというケースもあるでしょう。どういう風に梱包をすれば安全か、コストをかけすぎないかといったことを考えるのも我々貿易会社の仕事の一つでもあります。

 

せっかちなイカサンや私でも、こういったところにはとても気を使い、じっくり考えています。

 

少しばかりコーヒーの輸出梱包についてお話ししたいと思います。

 

このことは昨日話をいたしました、コーヒーと農薬に関係してまいります。インドネシア産のコーヒー生豆は農薬検査がロットすべてに関して行われ、パスできなければ返送か廃棄処分になります。

 

Keletで飼育されているジャコウネコに与えている豆には、農薬が使用されていないと仮定して話を進めてまいります。下記はLJAインドネシアが貿易会社として、何を気を付けたかということを記載したいと思います。

 

私が日本の農薬検査のルールを知り、最初に思ったのは「なぜ農薬が生豆に付着するのか?」ということでした。農薬の主な役割は「害虫の除去」のはずです。害虫とは何かというと、コーヒーの赤い実を食べる虫のことです。

 

コーヒーの赤い実が、「木になっている時」に農薬を使い、それが赤い実に付着しているというのでしたら意味は分かります。しかし輸出するのは赤い実ではなく「生豆」です。生豆にするには複数の工程を経るため、到底コーヒーの赤い実に付着した農薬が生豆に残留しているとは思えなかったのです。

 

赤い実の下にはパーチメントがあります。ここの章で記載したようにパーチメントは結構しっかりした皮です。もちろん赤い実も薄いものではありません。「本当に農薬が赤い実からパーチメントを通って生豆に浸透するのか?」

 

そこでいろいろ調べてみるといくつかの可能性のうち、LJAインドネシアが気を付けなければいけないことが2つありました。一つは、例えば水田に散布された農薬が飛散し保管してあるコーヒー生豆に付着することです。これは弊社のコピルアック精製場所であるPanjunan村の環境によります。

 

つまり近隣で水田があれば要注意ということです。

 

Panjunan村がある中部ジャワ州のPati県には確かに水田は多くあります。ところがPanjunan村に近い場所には水田はなく、農薬が飛散して付着するということはまずあり得ないことがわかります。

 

そしてもう一つ考えられることは「Goni」でした。

 

「Goni??」

 

次回Goniから話をスタートしたいと思います。

 

 

                       

Nasi Pecel(ナシ・プチュル ナシ=ご飯 Pecel=ピーナツソース)という食べ物です。私の大好きな食べ物の一つです。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki