コピルアックブロク画像

酒販免許の実体験 その3

2014.6.01

今、このブログはインドネシアの中部ジャワ州で書いています。こちらは乾季に突入し雨がまったく降りません。ジャコウネコのフンを洗い、乾かす作業がかなりはかどっています。

 

雨季ですと、この作業は天気を気にしながらの作業になり厄介です。当然雨が降れば乾燥している豆を家の中に入れる必要があり、雨が上がればまた外に出すという作業の繰り返しになります。そのため雨季の乾燥作業は乾季の倍以上の時間が必要になり、気を使うのです。

 

さて、いろいろな工程を経て生豆となったコーヒー豆が日本に到着し、焙煎され皆様のもとにレギュラーコーヒー、もしくはアイスコーヒーとしてお届けできるわけなのですが、今回はこれにお酒を加えることにいたしました。

 

これは日本酒にコピルアックコーヒー豆を漬け込みんだ、コーヒー味のリキュールで、市販されているコーヒーリキュールとはまた違った味をお楽しみいただけるものと自負しております。発売まであと数週間かかる予定ですが、是非ご賞味いただければと思います。

 

ところで、このコピルアックリキュールを何とか世に出したいと奮闘する私に立ちはだかったのが酒類販売の免許です。昔に比べてだいぶ緩和されたということですが、要件は先般記載いたしましたとおりそれなりにハードルは高く、2013年の酒類販売の免許取得は要件を満たしていなかったため断念したのであります。

 

要件を満たしていなかった理由は先般のブログの通りでありますが、おかげさまで2013年の決算は黒字が確定し、なおかつ昨年の秋にはバーチャルオフィスを離れ、自分の事務所を借りることが出来ましたので、晴れて要件をクリアしたことになり、再度免許取得のために動き始めたのが2014年の2月後半からでした。

 

これは2013年度の決算書をもとに再度税務署の酒類販売の指導官に要件をクリアしているかどうかをチェックしていただく必要があり、弊社の決算は12月のため、決算書が出来上がるのが2月後半。決算書が出来上がってからすぐに指導官にアポイントをとり要件チェックをしていただきました。

 

この要件チェックをしていただくのと同時に、「酒類販売の申請書」というようなフォームが確か税務署のWebからダウンロードできます。この書類をダウンロードし、申請書の要綱に記載をし、決算書と一緒に申請書を指導官に提出します。

 

 

要件がクリアしているかどうかの結果はもちろんOK。ところが、この際、申請書に記載してある必要提出書類での不備をご指摘いただくことになります。

 

まずは納税関係。未納や滞納が、ある一定期間であった場合は×なので、それを証明する書類。県税務署、市税務署、また私の場合は以前のバーチャルオフィスが東京都中央区にあったため、都税事務所、区役所へ行き、合計4枚の「未納、滞納が無いことの証明書」を用意する必要がありました。実はこの書類をそろえるのは結構厄介で、お役所の担当者に「酒類販売の免許取得用で必要になるのです」という話をしてすぐにわかる担当者とまったくわからない方がおられます。わかる方は「ああ、あれですね」といってすぐに証明書を出してただけるのですが、わからない方では「それは担当の税務署で出してもらってください」というご担当者もいらっしゃり、「その税務署から提出を求められているのです」と申し上げても「いや、そんな書類はきいたことが無い」という押し問答の末、中央区にある都税事務所でこの書類の取得は出来なかったという苦い思い出があります。

 

ちなみに、中央区で駄目だったので、世田谷区にある都税事務所で同じ書類を依頼したところ、担当者の方が一発で「ああ、あれですね」とわかってくださったので大変助かりました。

 

依頼された書類で多少手間取ったのが、「賃貸ビルの大家さんからの承諾書」です。つまり「このオフィスを酒類販売用の事務所として使わせていただきたい」という書面をもらうのです。結論として私の場合すんなりいただけたのですが、これは大家さんとの信頼関係が大切になり、もし大家さんが「駄目です」といえば、酒販の免許は取得できないことになるのです。

 

あと、ほとんどの書類が法務局などでもらえるような書類ですが、ひとつ落とし穴がありました。それは「定款」です。会社を設立した当初、お酒を販売することは念頭に無かったのですが、免許取得時には定款に「酒類の販売」という文言を追加する必要があります。

 

問題はその費用。この1文を追加するだけでなんと3万円!!

 

痛い出費でした・・・・・。

 

ところで指導官との打ち合わせ時に依頼をされるもうひとつの件は、「現行のWebの画面、自動送信メール、受注した際のメール、(つまり、受発注時のメールの雛形)」と「お酒を販売する想定画面」です。

 

これは、お酒を販売する際には「未成年者には販売しません」というような文言を受発注時のメールやWeb、納品書にも記載する必要があり、使用後、使用前ではないのですが、現状、酒類販売後という比較をするためにこれらの提出が求められます。

 

さらに提出するべき書類はあるのですが、続きは長くなりますので次回へ持ち越したいと思います。

 

 

 

相棒のイカサン宅での朝食です。ジャコウネコのフンを洗う前の腹ごしらえ。彼のワイフが作るテンペ料理は絶品です!!

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki