コピルアックブロク画像

オーガニックのルアックコーヒー

2014.5.05

実はKoki’s Kopi Luwakを運営するLJA JAPANではバリ島からココナッツオイルを輸入しております。最近ココナッツオイルがNHKの「アサイチ」やすでに終了してしまいましたが、「はなまるマーケット」で取り上げられたため引き合いが急増中です。

 

いろいろなお問合せをいただく中で一番多いのが「LJAで扱っているココナッツオイルはオーガニックですか?」というものになります。

 

オーガニックというのは簡単に言ってしまうと「有機栽培で育てられた作物、つまり化学肥料や農薬を使用せずに生産されたもの」ということになります。基本的にオーガニックという名称を商品に使う場合は例え本当に化学肥料や農薬を使用していなくとも認定機関から許可を得る必要があるはずです。

 

弊社のココナッツオイルは特に認証を取っていない為オーガニックとは銘打っておりませんので、残念ながらお問合せをいただいても「オーガニックではありません」と答えるしかないのであります。

 

ところでKoki’s Kopi Luwakのコーヒー豆はというと、これは完全に無農薬、化学肥料は一切使用していないコーヒーになります。もちろん認定機関でオーガニックの認証を受けていないので、「オーガニック」とは公言できないのですが、この中部ジャワのMuria山のKelet地区のコーヒー栽培というのはほぼすべてが無農薬、化学肥料を使用していないコーヒーといえます。

 

その最大の理由の一つが有機栽培にかかる「手間」です。上記であえてKelet地区と書きましたが、Patiに近いコーヒーの栽培地Jollong(ジョロン)ではコーヒーの栽培に化学肥料、農薬ともに使用しており、私もJollongにお邪魔して実際の作業風景を拝見したことがあります。

 

ここではコーヒーの栽培をしている人々はコーヒーの売上が主な収入源になります。極力美味しいコーヒーを栽培する必要があり、良い枝と良い枝を繋ぎあわせる作業であります「接ぎ木」なども積極的に行われています。また、農薬は「散布する」というよりも木の枝に虫がつかないように刷毛で塗るという方法が採られており、化学肥料もコーヒーの木の根っこに穴を掘り肥料を与えるという作業が必要になります。

 

つまりコーヒーの栽培というのはかなりの重労働で手間のかかる作業なのです。おそらくこの作業をするためにはかなりの時間が取られます。

 

Jollongのコーヒー農家の人々はコーヒーの収穫以外でも収入源を持つ必要があります。と申しますのもコーヒー豆というのはこちらでは驚くほど安価に買いたたかれているからです。コーヒー農家が独自でコーヒーの販売ルートを探すことは極めて難しく、代々に伝わる仲買人へコーヒーを売る(「買い取ってもらう」という言葉のほうが適切かもしれませんが・・・・)しか手立てがないため、それを見越して仲買人が生かさず殺さずの価格で購入しているのです。

 

そのため空いている土地を利用して牛やヤギなどの動物を飼育し、食肉として街のマーケットで販売するなどの副業もしております。またコーヒーの収穫時期以外ではスマトラやマレーシアなどに労働者として働きに出ることもあります。

 

その一方でKeletのコーヒーの栽培はどのようなものかというと、基本的には収穫以外は「何もしない」というのが彼らのスタンスです。なぜならKeletの人々の主な収入源は「コメ作り」だからです。

 

たしかにKeletのコーヒーの木で接ぎ木をした木というのは見たことがありませんし、コーヒーの農園で化学肥料や農薬を使っている風景に出会ったことはありません。

 

つまり彼らにとってコーヒー作りというのはサイドビジネスの為、極力経費をかけずに販売することが必要になり、必然的に農薬や化学肥料は使われないのであります。これぞ完璧なオーガニック・・・・!!

 

もちろんオーガニックの認証は取っていません。本格的にKeletのブランドでコーヒーを売り出すためのマーケティングの手法として「オーガニック」の認証が必要であれば取得はするのでしょうが、なにぶんコメ作りがメインの為、オーガニックコーヒーの認証など経費のかかることは必要ないのであります。

 

実はコピルアックにとってもこういったオーガニックのコーヒーというのは有利に働きます。Keletの養猫業者の話ですと、ジャコウネコというのは農薬が付いたコーヒー豆は絶対に食べないそうで、Keletのコーヒーというのはコピルアックにうってつけの豆といえるでしょう。

 

そういえば以前、Jollongでジャコウネコを飼育している人はいないかどうか調べたことがあるのですが、Jollongにはジャコウネコの業者はいないという結果になりました。ひょっとしたら、農薬を使用したコーヒーをジャコウネコが食べないからということによるものかもしれません。

 

同じMuria山でも場所が異なればコーヒービジネスのシステムも違ってくるのであります。

 

ジャコウネコの飼育業者ではジャコウネコ以外にも動物を飼っている場合があります。こちらではウサギを飼育しておりました。もちろん食用としてのウサギです。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki