コピルアックブロク画像

コピルアクをドリッパーで飲んだ!!

2014.4.26

コピルアクの精製はPanjunan村という中部ジャワの田舎で行っており、この作業には10人近くの作業員が携わっています。もちろんそのうちの一人は私です。

 

相棒のイカサンからは「なぜいつも作業をしたがるの?」とよく聞かれるのですが、私自身いわゆる現場作業が好きな為、彼らと一緒に手を動かしてジャコウネコのフンを洗うのが何ら苦ではないのです。朝から作業をし、昼ごはんはイカサンの家か彼のワイフの実家が近いためどちらかで頂くのですが、仕事をしている時にみんなと一緒に食べる昼ごはんは最高です。

 

 

ところでこの作業の現場責任者は同じPanjunan村に住むギアントが担当しておりますが、彼はものすごいコーヒー好きで、車で遠出をする時の食前食後は必ずコーヒーをたのみます。インドネシアではアイスコーヒーというのはあまり一般的ではないのですが、ギアントは自分でアイスコーヒーを作るほどで、とにかく四六時中コーヒーが無いとダメというタイプ。ちょっと中毒気味なのが少し気になります。

 

どこまでコーヒーが好きかというと、あのインドネシア式のコーヒーの粉までも飲む(食べる!?)ほどであります・・・・。ご存じの通りインドネシアではコーヒーはフィルターなどで濾して飲まず、非常に細かくした粉をグラスに入れて直接お湯を注ぐのが一般的ですが、この下に沈殿した泥状になった粉を食べるわけです。

 

さすがにここまで来るとちょっとヤバいなという感じもしないでもないですが、誰に迷惑をかけているわけでもなし、いつもそのまま黙って見ていたのであります。

 

ところで、以前からイカサンが「世界で一般的なコーヒーの飲み方を見てみたい」といっていたので、今回日本からフィルターとドリッパーを持ってきて彼に実際にドリップして見せてあげたのであります。

 

 

カリタ様から写真をお借りしました

 

 

はじめて実物を見たイカサン、大感動で「これは凄い!!」を連呼。粉が下にないコーヒーを飲むのは当然彼にとって初めてであったのですが、コーヒー自体も「粉が無いほうが断然いい」とご満悦。

 

ところが一緒にいたギアントは「コーヒーを飲んだ気がしない」と苦笑い・・・。しかもコピルアクだったのに。

 

やはり彼はどうやら粉を食べないと気が済まない様子で、荒目に挽いたフィルターの中の粉を少しスプーンですくって食べるも「粉の粒が大きすぎてうまくない・・・」と渋い顔。

 

さて、ギアントの残念そうな顔を見ながらふと思ったのが、実はこういった我々が一般的に飲むコーヒーの飲み方、実はインドネシアでは結構ウケるのではないか?ということです。

 

ギアントのような「粉まで飲む」という人はインドネシア人でもまれで、普通粉は残します。ところが一度このようなスタイルを知ってしまうと、コーヒーの味がインドネシア方式よりは良いか悪いかという問題は別にして、インパクトは強いでしょう。もう少し言ってしまうと「このスタイルで自分はコーヒーをたしなんでいる」という軽い優越感を味わえるにはもってこいのアイテムという意味で、ウケるのではないかと思いました。

 

ジャカルタやバンドゥンではうどん店が大人気という話を聞いたことがあります。どんな味だか一度試してみたいものですが、「こんなのがウケるの??」という意外なもののほうがインドネシアではビジネスになるような気がしています。

 

そういえば以前イカサンが「今ラジコンが大やはり」と話していました。どうやらMade in Chinaが主流のようですが、コーヒー器具はMade in Japanでキメたいものです。

 

 

村人と一緒に採った記念写真です。最前列にしゃがんでいる私が持っているのはフンを洗った後のコーヒーです。左隣はイカサンのワイフの母になります。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki