コピルアックブロク画像

インドネシアの田舎のビジネス4

2014.4.17

今、このブログはコピルアクの精製場所のあるPati県のPanjunan(パンジュナン)村で書いていますが、今日は表がやけに騒がしいです・・・・。

 

どうやら村のお祭りがあるようで、ダンドットというインドネシアのロックと演歌が混じったような音楽がずーっと鳴っています。バスで長距離移動をする際は大体このダンドットがつけっぱなしになっているのですが、私からするとこのインドネシアの伝統音楽よりも最近はやりのポップスのほうが心地よく聞こえます。

 

インドネシアの歌手は本当に歌がうまいと感心します。ルックスや振り付けでごまかせるレベルは遥かに超えていて、「この歌、どんな人が歌っているのだろう??」と興味をそそられます。

 

おそらくインドネシアに滞在したことのある方でしたら“Pengamen”という人々に出会ったことがあるのではないでしょうか?これはいわゆるストリート・シンガーの一種なのですが、信号待ちをしている車のそばでギターをかき鳴らしながら歌を歌いお金をもうらうという人々で、長距離バスの移動中にも停車場に付けばいろいろなPengamenたちがバスの中になだれ込んできて、えらい騒ぎになります。

 

ほとんどは別にたいしてうまくも無い人々なのですが、ごくまれに「ものすごい歌唱力がある」Pengamenに出会うことがあり、この人はプロでも十分やっていけるのではないか?と感心させられます。

 

ご存知の通りインドネシアは世界第四位の人口を抱える大国です。その中でも歌に対する関心は若い人を中心に高く、現在プロとしてテレビやラジオに出てくる人々というのは相当の難関を突破した猛者とも言えるでしょう。

 

相棒のイカサンが「インドネシア版のアメリカンヒーローを探せ」で日本人とインドネシア人のハーフの若い女性が今上位に出てきて話題になっているという話しをしていました。私はまだこの人をテレビで見たことは無いのですが、イカサンいわく「声はいい」とのこと・・・・。

 

今度You Tubeで是非チェックしたいと思います。

 

さて、昨日のブログの話の続きコピルアクのコミュニティーの現状です。結論から申し上げると、以前までは固い絆で結ばれていたこのコミュニティーですが、リーダーがコミュニティーのメンバーに支払いをしない、餌代を払わないというトラブルが続き、すでに崩壊の危機にあります。いまこのごたごたの解決の目的もあり、私はしばらくPatiに滞在しているのであります。

 

このリーダーはやはりゴードン・ゲッコーだったようでございまして、あるときから一気に人々の信用を失いました。ジャワの田舎の人というのはほとんどが農作業に従事する人々で、ビジネスの経験が豊富ではありません。そのため「うまい話」があればすぐに飛びついてしまい、後々痛い目を見るわけです。

 

例えば今回ジャコウネコのフンをコミュニティーのメンバーから個別に購入しながらわかったことなのですが、この旧リーダーは「中国から超大量の注文が入るからそれまで支払いを待ってくれ」といって結局は支払いをうやむやにしたり、他人から借りた自動車を無断で転売してしまったり・・・・。

 

と、どうやら悪行の限りを尽くしていたようなのであります。

 

おそらく都心部の人々でしたらそう簡単にはだまされないでしょう。なぜならそれこそ詐欺師の層は厚く、なまなかな手法では人々をだますことが出来ないからです。結局これに懲りてもう以後は旧知の間柄でもジャコウネコのフンの供給は現金以外ではしないという結論にメンバーはいたったようでして、私としても村人がこれ以上被害にあわないようにと切に願うのでありました。

 

今回数回に分けて敢えてどろどろとしたKoki’s Kopi Luwakの舞台裏をお見せいたしましたのは、理由があります。それはコピルアクのビジネスに限らずインドネシアでビジネスをしている限り、表に出ない部分ではかなりいろいろなことが行われているということを記載しておきたかったからであります。安易に「インドネシアの○○が儲かるらしい」ということでビジネスを始めたとしても、その裏舞台を知らなければ後で大やけどをする羽目になると、自分への戒めも含めてブログに書いてみたいと思いました。

 

もちろんこの一筋縄ではいかないところがインドネシアでビジネスをする魅力でもあるのですが・・・・。

 

 

ふと本日給油をしていた際に気が付いたのですが、ガソリンがリッターあたりRp6500になっていました。2年前の記憶を呼び起こせば確かあの時はRp4500くらいだったと思います。Rp6500 は日本円でおおよそ65円。日本と比較すれば格安ですが、インドネシアの物価と日本の物価を比較し、またこちらがバイク社会であり、ガソリンと生活が密接に結びついていることを考えますと30%ちかくのガソリン価格上昇は結構きついです。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki