コピルアックブロク画像

コーヒー生豆の価格高騰とインドネシアのインフレ

2014.3.13

日本では物価上昇率が日銀の目標となるくらいここ数年来デフレに悩まされてきましたが、インドネシアでは今、物価上昇が市民の生活をモロに直撃しておりまして、政府は難しいかじ取りを迫られる事態になっております。

 

と申しますのも、先月にアメリカが打ち出した「金融緩和政策の縮小」が新興国へ流れ込んでいたマネーを再びアメリカに戻す事態になり、インドやトルコなど、海外からの投資に沸いていた現状が一変し、お金が集まらなくなってしまったわけです。そのため、金利を高く設定し外国からの投資を再び呼び戻そうとしたのですが、そのあおりで物価上昇が発生しています。

 

このメカニズムはインドネシアも同じ状況でして、金利が高くなる→企業がお金を借りる際の金利も高くなる→企業が物価を上げる、といういわばインフレ状態が発生しています。

 

更にコーヒーの業界に限って言えば、コーヒー最大の生産地であるブラジルの悪天候によるアラビカ種の不作から、今実はコーヒー生豆の相場はかなり上がってきておりまして、高級コーヒーで有名なブルーマウンテンはここ半年先以上の入荷の目処が立っていないということです。

 

また、インドネシアの高級コーヒーとして有名なマンデリンは国内の物価上昇とコーヒー相場の高騰で生豆の相場が2倍近くに跳ね上がっておりまして、大変な事態になっています。

 

幸いなことにKoki’s Kopi Luwakではコピルアクの取り扱いのみのため、現時点では価格は据え置きとさせていただいておりますが、知り合いのコーヒー会社の皆様は生豆高騰狂想曲にかなり悩まされているようであります。

 

ところで今日は私の知り合いからの質問をブログで紹介させていただきたいと思います。たぶんご存じかとは思いますが、2月の末にTBSの「はなまるマーケット」でコピルアクが登場いたしました。このテレビは私残念ながら見ていなかったのですが、俳優の北村一輝さんがコピルアクをインドネシアのお土産で大量に購入されたという内容でした。私の知人からの質問は「テレビに出てたのはアラビカ? それともロブスタ?」という内容・・・・。 

 

これは難しい。しかもテレビを見てないのでまずは分からないでしょう。

 

生豆を見れば何となくアラビカかロブスタかわかるのですが、つまりは「インドネシアで販売されているメジャーなコピルアックはロブスタかアラビカか?」という質問にも置き換えることが出来ます。

 

私がこのコピルアクのビジネスを始めた頃、インドネシアの一般市場で出回っているコピルアクは圧倒的にロブスタが多く、アラビカのコピルアクを見ることはあまりありませんでした。

 

ところが最近では結構アラビカのコピルアクが出てきており、先般記載いたしました、こちらのブログでご紹介したバリ産のコピルアクなどは味も結構しっかりしていまして、このコーヒー、どんどんメジャーになってゆくなと感じています。

 

 

最近ふと思うのが、こういったお土産で売られているコピルアク、いったいいつ焙煎されたのかな?ということです。一般的にコーヒーの一番おいしい飲みごろの時期というのは焙煎後4日後以降から2週間くらいまでといわれていますが、お土産で並ぶコピルアクは流通や在庫状況、ビジネスとしての利益等を考えると、少なくとも2か月以上は焙煎してから時間が経過していると思われます。

 

とはいえ、バリのお土産でもらったコピルアクは酸化した気配は無く、きちんとした味を出していましたので、ひょっとして、コピルアクの飲みごろというのは比較的長く続くものなのかな・・・・。と感じています。

 

となると、このコーヒーの楽しみ方はいろいろなバリエーションが考えられまして、例えばあえて2週間以上豆を寝かせてみて、ドリップも紙のフィルターではなくネルドリップで淹れてみたり、フレンチプレスにしてみたり・・・・・。

 

近いうちにコピルアクのいろいろな楽しみ方をご紹介してまいりたいと思います。

 

出国前のコピルアクロブスタの生豆です。生豆の形は普通のロブスタですが、やはり普通の生豆とは香りが違います。においをかげば一発でコピルアクの生豆だと分かります。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki