コピルアックブロク画像

コピルアク 本物偽物の見分け方

2014.3.06

本日のブログは題名からしてきな臭い感じがいたしますが、ズバリいってみたいと思います。ここ最近テレビの効果かと思われますが、お電話で頻繁にお問合せをいただきます。

 

大変ありがたく、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

お問合せの際にたいがいのお客様からは「お宅の豆、本物なの?」とご質問をいただきます。この気持ちはよく分かりますし、私がお客様の立場でしたら同じ質問をするでしょう。一般的なコーヒーの数倍以上するコーヒー豆を購入して、それが偽物だとしたら全くもって詐欺というしかありません。

 

ところで今日は本題の答えをズバリ申し上げますと、ある一つの方法を除いて「見分け方は無い」ということになります。とはいうものの、このある一つの方法というのがどの程度の精度があるかわからないので何とも言えないのですが・・・・。

 

昨年末に大阪大学のチームが科学的な見分け方を発見したということですが、科学的な検査を用いて解明が出来るのであれば、実は代三者が真偽を確かめるにはこれしか方法が無いのであります。

 

こういった本物偽物問題で、最近コーヒー業界で話題になっているのが「ブルーマウンテン」です。価格が急騰しすぎて現在は入手が出来ない状況という話を聞いています。これは昨年末に発覚したバナメイ海老と芝エビの話と全く一緒の構図になっているようで、芝エビの価格が異常に高騰したのと全く同じということであります。

 

今まではあまりコーヒーの業界にはこういったお役所の手入れが入らなかったようですが、ついにここ最近でどうやらブルーマウンテンにも調査が入ったようです。ブルーマウンテンの産地であるジャマイカのコーヒー協会の方が昔来日した際に、「ジャマイカよりも日本で流通しているブルーマウンテンのほうが多いようだ」と皮肉&批判を口にしたという話も聞いたことがあります。

 

コピルアクにせよ、ブルーマウンテンにせよ、プレミアムが付くコーヒーというのは証明書のようなものが付くのが一般的です。ところが、コピルアクに関して言えば「政府公認の証明書」というのがもし付いていれば、それは逆に要注意です。

 

今後どうなるかは分かりませんが、現時点でインドネシアの政府、つまり商業省や保健省などのお役所が「この豆は本物のコピルアクであることを保証します」という類の書類を発行することはありません。

 

唯一インドネシアの政府機関がコピルアクに関して、ある書類を発行することはするのですが、それは「コピルアックであること」の証明ではないのです。

 

さらに、普通はインドネシア語を習うかインドネシアに暮らしたことのある人でない限りはインドネシア語の書面は読むことが出来ません。そのため英語ではない文字で何かが書いてあったとしても普通の人にはそれが何を意味しているのかよくわからず、業者が「これが政府公認の証明書です」と申し上げれば、残念ながら納得するしかないのでしょう。

 

また、最初のほうで申し上げました科学的方法ですが、大阪大学のチームがどのような方法を発見したのか具体的には分からないのですが、一つ問題として考えられる「閾値(しきいち)」をどうするのか?ということです。

 

当初このビジネスを始める際、私も科学的に何か証明する方法は無いか?と考え、ある大手の「におい分析会社」と打ち合わせをしたことがあります。確かにコピルアクの生豆の香りというのは普通のコーヒーの香りとはかなり異なりますが、仮に10%くらい普通の豆が混ざっていても、そのパーセンテージは数値化できないのです。

 

もっと言えば、数値化できたとしても本物と偽物の違いをどの値で区切るのか?ロットによるばらつきはどう処理すればよいのか?という問題はついて回るため、臭いによる科学的な分析というのは断念いたしました。

 

結局は生豆をインドネシアで購入するのではなく、ジャコウネコのフンを洗うところから仕事をし、運搬、輸出入に至るまで全てが私の管理下で行うしか本物のコピルアクを確保する道はないということで今のスタイルになったのであります。

 

高いコーヒーですので、ご購入の前にいろいろ聞いてみたいということでしたら是非お問合せいただければ幸いでございます。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

コーヒーの産地、中部ジャワのMuria山を撮影しました。カメラマンの知人に白黒で撮影をお願いしたところ、きれいな一枚をもらいました。白黒の写真、結構好きなのであります。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki