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バレンタインデーを前に 雑感・・・・

2014.2.10

先日新宿の伊勢丹に買い物に行き、地下の食品売り場をのぞいてみました。いつもこのデパートは大変繁盛しているのですが、ある一角はいつにもまして人だかりが・・・・。

 

そうです。バレンタインデー用のチョコレートの買い込みで女性がたくさん並んでおりました。よく新年のテレビで福袋の争奪戦をやっているのを目にしますが、さすがにそれほどのものではないにせよ、この一角だけは大盛り上がりという感じで、そろそろ不景気も終わりかな!!と明るい気持ちになります。

 

いつからどうやってこのバレンタインデーが始まったのかはよくわかりませんが、私が小学生くらいの頃には確かにこのイベントは存在していました。Wikipedia(先生)で内容を確認してみますと、どうやらブームの火付け役になったのは「伊勢丹」「モロゾフ」「その他お菓子メーカー」等々、諸説あるようですが、1970年代頃から始まったということで、私が小さい頃はこのブームの走りということになります。

 

さて、以前このバレンタインデーという習慣、つまり日本では2月14日に女性が男性に愛を告白しチョコレートをあげるという話を相棒のイカサンにしたところ、まさに「キョトン??」状態。なぜ2月14日なのか? なぜ女性が男性に愛を告白するのか? チョコレートである理由は?宗教行事なのか?

 

等々、まったくもって彼には理解できなかったはずですし、それらの理由に答えてみろと言われても私は一つも答えることは出来ないでしょう。ただし、こういった習慣があるというのは彼も理解は出来るようで、インドネシアでもこれほどのイベントではないにせよ、こまごまとしたイベントというのはしばしばあります。

 

ちなみに私が伊勢丹のチョコレート売り場に並ぶ人々をみてふと思ったのが、ラマダン(イスラム教の断食月)前のインドネシアのコンビニやPasarです。この時期は人々の購買意欲は大変旺盛になり、プレゼント用のお菓子やクッキー等が山のように売り場に積まれてはすぐになくなってゆくという様を良く目にします。

 

もちろんこれは一種の宗教行事で日本のバレンタインデーとは全く種類が違うのですが、イベントの経済効果を見てみますとやはり共通するところはあるように思います。

 

ラマダンの前日のことをインドネシアではHari Raya(偉大なる日)といって、翌日から始まる断食を前にお祝いのような感じになります。もちろんどんちゃん騒ぎをするものではありませんが、人々が何となく高揚しているのが異邦人である私から見ても明らかにわかります。

 

ラマダンは全てのイスラム教徒が一斉に行う宗教行事で、1か月の間、日中は飲まず食わずの行を続ける必要があります。ラマダンが終わった後には「許し合い」と「たたえ合い」の習慣があります。これは仲の悪い人同士がラマダンの終了後にお互いが抱擁しあい、許し合うというもので、「Kokiもやったほうがいい」とイカサンによく言われます。

 

「本当に許し合うのか?」「嫌いな相手と抱擁しあえるのか?」と問い詰めたところ、Idul Fitri day(ラマダンの終了後のお祝いの日)であれば全く問題なく出来るとのことでした。

 

バレンタインデーが日本で習慣化されてからおおよそ半世紀。次の半世紀も同じように女性が男性に愛を告白する日であることには変わりないでしょう。

 

しかし徐々にその習慣が変化して、次の100年あたりにはバレンタインデーとは「嫌いな人と仲直りする日」になってたりして・・・・・。

 

 

バレンタインデーにチョコレート&コーヒーという習慣はいかがでしょうか?? 嫌いな人にコーヒーをあげて仲直りする日というイベントがあれば、盛り上がらないでしょうね~。

 

写真はコーヒーの産地Muria山です。山の雨期はあまり晴れ間が無く、常時雨が降り続いています。気温も結構涼しく、雨が無ければ過ごしやすいと思います。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki