コピルアックブロク画像

インドネシアの華僑系市民2

2014.2.07

以前新聞か雑誌か忘れましたが、「関西人がオレオレ詐欺にひっかかる割合というのは関東人と比較すると明らかに低い」という話題を見たことがあります。

 

関西地方で知り合いというのは私あまりいないのですが、関西人が「俺って誰やねん?」と言い返す姿は何となく想像が出来ます。

 

ところが、いわゆる出資詐欺や投資がらみの詐欺になると圧倒的に関西人のほうが引っ掛かる確率が高いそうで、「儲かりまっせ」という言葉は彼らを反応させるには必要なものなのでしょうか?思わずこの話を聞いて笑ってしまいました。

 

さて、インドネシアで暮らしていると、「オレオレ詐欺」、「投資詐欺」どちらも出くわすことがよくあります。オレオレ詐欺の王道は携帯にショートメールが入ります「ワタシ(父)です。ちょっと問題があってすぐにRp50.000が必要になった。今形態が使えないので友人のを借りているのだが、この友人の携帯にすぐさまRp50.000をPulsaしてくれ・・・・」というものです。

 

Pulsa(プルサ)とは携帯電話料金をチャージすることで、おそらく東南アジアではメジャーな電話料金徴収方法でしょう。ちなみにRp50.000とは日本円で約500円。かわいい詐欺といったところですが、こういった詐欺に引っかかる人は結構多いらしく、少額の被害も数がまとまれば詐欺師はたいそうぼろい儲けになるでしょう。

 

そしてこれと同じくよく見るのが投資詐欺の話です。先般のブログでも記載しました通り、コピルアクのビジネスというのもビジネスである限りは投資が関係してまいります。私が暮らすPatiでもフンを洗った後に乾燥させる設備、パーチメントを割る機械、乾燥させる土地など、ある程度の投資はいたしました。また、日本で販売をするためには日本で販路を作る必要があるわけですが、これも簡単に出来るものではありません。必ず何らかのお金がかかるわけでありまして、何もせずにリターンが得られるということはありません。

 

しかしながら、世の中には話をしている最中に相手方に夢を見させることが出来る人というのがおります。「このくらいのお金を最初に投資すれば、半年後には2割の利息を付けて戻ってきます。そして更にそれを元手に投資をすれば、その2割が・・・・」と雪だるま式にお金が転がり込む話をさせてみれば、おそらく相手は「豪邸にプールか!?」という夢を話しながら見るでしょう。

 

もちろん彼は言うでしょう「リスクはまったくない」と。

 

これはインドネシア人であろうと日本人であろうと、やはり引っかかってしまう人はいるわけでありまして、私も実はこういったことが全くなかったかといえばうそになりますが、ある程度の経験を積んでくると、「この話は絶対にありえないな」というのがよくわかって参ります。

 

話を聞いている時には「何かが引っ掛かる」と少し感じてしまっても、欲の力が大きくなってしまっているため、疑問を納得させる答えを自分の中で見つけてしまい、悪い意味で自己解決するわけです。

 

さて、昨日のコピルアクの仕事を始めようとしたご夫婦。おそらく「何か引っかかる」ということが心の中にあったのかもしれませんが、結局資金を用意してSemarangから来た同じ華僑系のインドネシア人にそれを渡し、見事にトンズラされてしまったのであります。

 

この手の話はPatiのような田舎であってもいくつも転がっており、「塩田を購入し、塩をストックさせておいて、塩の価格が高くなったら売る」とか、「何とかジュースは中国では今大ブームで、12万本のジュースが至急必要になっている。金は後からすぐに払うから、とりあえずビジネスチャンスを逃さないように、ものはすぐに送ってくれ!!!」などなどです。

 

なんかおかしいと思っても、もし天性の詐欺師のような者が弁舌巧みに話をした場合、ころりと騙されてしまうかもしれません。もちろんコピルアクの話もこの例にもれずあげてみれば枚挙にいとまはありません。高額な商品の為、詐欺で一攫千金を狙う輩は多くいます。

 

LJAインドネシアは海外にもコピルアクを輸出しております。引き合いはかなり多いのですが、圧倒的に中国からの問い合わせが多く、「とにかく品不足の為至急ものが欲しい」とか、「政府の役人が絡んだビジネスなので絶対に失敗しない」とか・・・・。

 

しかし、こういった話は全て断るようにしております。相棒のイカサンにも「安易に話に乗ってはいけない」と口を酸っぱくして言っているのですが、彼のやる気はとどまることを知らず、すぐにそろばんをはじいてしまうのであります。

 

インドネシアの「儲かりまっせ」には気を付けたいものです。

 

 

Patiの隣町にあるJuwanaの塩田です。雨期はこの塩田はBandeng(バンデン=サバビーという魚)の養殖場になります。乾季は海から水を引いてきて塩田を作ります。

 

実は先に挙げました「塩田で塩を作り・・・・」の話にはすぐさま頭の中で電卓をはじいてしまったのであります。

 

情けない・・・・。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki