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インドネシアの華僑系市民 その1

2014.2.04

インドネシアのお金持ちというのは桁違いのお金持ちと聞いたことがあります。もちろんどこの国でもそんなお金持ちはいるのでしょうが、この国で莫大な富を握っているのはたいていが華僑系のインドネシア人だそうです。

 

以前西ジャワのボゴールにゴルフ関連の仕事で、いくつかのゴルフ場にお邪魔したことがあります。オーナーは全部華僑系で、日本のゴルフ場と比較してもかなりグレードの高いゴルフ場だと感じました。しかしお客さんの入りは見たところほとんどなく、閑散とした様子です。

 

「集客はどうしてるんですか?」と尋ねたところ、広告などでの集客はしておらず口コミのみでお客さんが来るとのことでした。それにしてもこの入り具合ですと、大赤字ではないかとこちらが心配していたところ、まったく危機感らしきものは無く「最近は会員権が上がっているしね~」と余裕の表情。

 

いろいろ話を伺ったところ、どうやらゴルフ場のオーナーというのは自分のお客様の接待用でゴルフ場を造ったというのがベースにあり、会員もビジターもあまり眼中にないというのが本音のところの様でした。実はちょっと意外だったのが、私がそのゴルフ場に付属している練習場で打ちっぱなしをしていたところ、そのそばでキャディーの勉強会のようなものが開かれておりました。

 

支配人と思しき人が熱心にキャディーにマナーを教えています。実際にインドネシアでプレーをしたことは無いのでキャディーのレベルがどれらくらいかはよくわかりませんでしたが、この熱の入れようからするとかなりまともな仕事をするのではないかと思いました。

 

ボゴールというのはジャカルタの避暑地としての役割もあり、こういった華僑市民が接待をするのは企業や政府の要人レベルだそうです。確かにVIPにキャディーが粗相をしたら支配人の首は飛ぶかな・・・。と6番アイアンを握りながら考えた次第であります。

 

ところでこの華僑市民ですが、コピルアクのビジネスともたいていは深くかかわっております。

 

私が暮らしている中部ジャワのPatiにも華僑系インドネシア人は良く見かけます。たいがいが商店を経営しており住んでいる場所も街中で、私が住んでいるような「村」では華僑を見ることはありません。

 

例えば私がコピルアクのビジネスを始めた頃、こんな話がありました。街でおもちゃ屋を夫婦で経営している華僑がいるのですが、この経営者夫婦がPatiでジャコウネコを飼いたいという話がありました。

 

この時、私はすでにJeparaからフン付豆を買うことになっていたので、この夫婦にはあまり興味を示すことは無く、「頑張ってください」ということで話は終わったのであります。実際に私の借家に来て夕食をともにしながらいろいろビジネスの話、とくに中国へコピルアクを輸出したいという希望を彼らは持っておりました。

 

現に彼らが経営しているおもちゃ屋はほとんどがMade in Chinaで中国からものを仕入れるルートはあるので、信頼できる販売先は確保しているということでした。後はコピルアク豆をどうやって手に入れるかという話なのですが、いろいろ検討したところ、やはり自分たちでジャコウネコを飼って豆を精製するのが一番良いだろうという結論になったようです。

 

私にも「日本に輸出するのだったら是非私たちから!!」というオファーはあったのですが、豆は自分たちで精製するというポリシーがあったのと、既にJeparaとの関係が出来上がっていたので、残念ながらその話はお断りしたのであります。

 

ところがこの数週間後、イカサンがこの件である情報を持ってきました。「どうやらあの夫婦は詐欺にあったらしい・・・・」というものです。

 

実はこの話にはもう一人ある人物が登場します。仮にこの人をA氏とします。A氏は中部ジャワの州都Semarangに住む華僑で何らかのルートで、このPatiに暮らすおもちゃ屋を営む華僑の夫婦がコピルアクのビジネスをやりたがっているのを聞きつけました。

 

彼は弁舌巧みで、「自分はこのビジネスには大変精通しており、ジャコウネコを調達してきて、飼育する方法やコーヒー生豆の輸出免許の取得など全てを取り仕切ることが出来るので、私に任せてほしい」という風呂敷を広げたのであります。私にも「この話に投資しないか?」との申し出はあったのですが、前述の理由に加えなんか怪しい話であった為、断った経緯があります。

 

ところがこの夫婦、どうやらこの華僑の話に乗ってしまったようなのです。つまり彼にお金を払い、もろもろのやりくりを任せてしまったのであります。

 

さて、この話もうどうなったか最後まで言わずとも結末はお分かりでしょうが、後日に結論を譲りたいと思います。

 

 

ボゴールのゴルフ場のキャディーと、マネージャーの写真です。「日本人は来るのですか?」と聞いたところ、休日は結構多く来るそうで、「日本人はたいがいご夫婦でプレーされますね」とのことでした。

 

ゴルフやりたい!!!!

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki