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インドネシアの果物、おいしいと思って産地を見たら・・・・

2014.1.13

インドネシアと聞いて皆さまが思い浮かべるのはおそらく南国の島々、太陽が燦々と降り注ぐ常夏の大地というものではないかと思います。

 

さらにそこから連想するのは豊かな自然、温和な人々・・・・・等など、どちらかといえば穏やかな風土を想像されるかと思います。

 

インドネシア人の性格が温和かどうかは今回のブログでは触れないようにいたしますが、今日は簡単にこの国の自然と食べ物に関して記載したいと思います。

 

まず食べ物ですが、基本的にはコメや野菜はかなりの農薬が使用されています。農作業者の主な仕事は雑草を抜くことと農薬を散布することですが、農薬散布をする際は背中にランドセルのような農薬が入った入れ物を背負い田んぼに入って農薬をまきます。

 

私がいる中部ジャワは米どころでもあり、そこかしこでこういった風景を見ることが出来ます。最近はインドネシアでも「オーガニックフード」が流行の気配を見せておりますが、実際にオーガニックといえる作物が出来るのはまだかなり先のことになるでしょう。

 

以前インドネシアのKangkung(カンクン=空芯菜)を日本に輸入するという話があったのですが、この際無農薬のKangkungと普通の農薬を使用して栽培したものを比較したところ、無農薬のKangkungのほうが約3倍高い価格を提示されました。

 

結局Kangkungは、外国産は日本には輸入できないことが分かりこの話は断念してしまったのですが、それでも無農薬の野菜はごく一部のインドネシア人には支持されているようです。

 

さて、インドネシアの特産で忘れてはならないのがドリアンやマンゴーに代表されるフルーツ類です。例えばパパイヤなどはそこらへんに自生しており、完熟したパパイヤをたくさん食べることが出来るのは何と言っても現地で暮らす特権といっても良いでしょう。

 

コピルアクにもパパイヤやドリアンは比較的相性がよく、私もよくコーヒーのお供に果物をいただいております。

 

ところが気を付けなければならないのはこの果物、どこから来たのか?ということです。

 

私がインドネシアに渡った当初「みかん」を食べることが出来たのは意外でした。ミカンというと何となく寒い地域の果物というイメージがありますが、インドネシアでもミカンが採れるとは・・・・。

 

ところが話を良く聞いてみるとこのみかん、ほぼ100%が中国からの輸入品だそうで、果物のマーケットにもMade in Chinaが深く浸透しているなと感心いたします。家電や鍋、布団などは言わずもがな、やはりMade in Chinaがここでもかなり幅を利かせています。

 

この章でも書きました通り、パパイヤもあれだけインドネシアにあるにもかかわらず、タイなどの近隣諸国から輸入しているそうです。やはり人口増加が著しい国ではこういった食糧事情というのは将来深刻な問題になるのでしょう。輸出で外貨を稼ぐという目先の利益よりも、食糧を確保できるような体制にしておくということを優先させたのではないかと思われます。

 

コピルアクのこのサイトを運営しているLJA JAPANの基本業務は貿易業であります。そのため日々「インドネシアから○○を輸出したい」や「日本から××をインドネシアに輸入したい」というお話を良くいただくのですが、いろいろなしがらみがあり、インドネシアから何かを出す、もしくはインドネシアに何かを入れるというのは実は結構ハードルが高いのであります。

 

具体的な法令は調べていないのですが、おそらくインドネシアからパパイヤを輸出するのは何らかの規制がかかっている可能性もあります。

 

コーヒーにつきましてもやはり輸出は規制があり、一般の企業がすんなりと輸出することは大変な困難を伴います。こういった食品、穀物の輸出規制が緩和されるのはまだだいぶ先になりそうです。

 

 

コピルアクと近所で採れたドリアンの組み合わせです。このドリアン、もう本当に絶品でお値段なんとRp50.000(日本円で約500円)!!

 

雨期の今頃が中部ジャワではドリアンの季節になります。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki