コピルアックブロク画像

中部ジャワ州の景気

2013.12.23

インドネシアで滞在している限りでは比較的経済は良好という感じがしております。しかし、インドネシア人から言わせるとこの状態はつい最近からのことであり、それ以前はずっと景気が悪い状態が続いていたということでした。

 

それ以前とは、1997年のアジア通貨危機のことなのですが、インドネシアは経済の大打撃をこの危機で受けたという話を聞いております。ここ数か月、インドネシアは対ドルではかなり安い状況で、すこしばかり景気は落ち込んでいますが、この比ではないくらい当時のインドネシアはひどかったようです。

 

コピルアクの精製をしているのは中部ジャワ州のPatiという街ですが、この街は農業、水産業が盛んでインドネシアの他の島々へもコモディティーを輸出しております。また、中部ジャワや隣りの州のジョグジャカルタは林業も盛んで、家具などは欧米を中心に古くから底堅い需要があり、この地域の重要な産業の一つとして位置づけられております。

 

実は先般ジャコウネコを飼育しているJepara県のKeletに足を運んだ際、中部ジャワ州のお役人が飼育場に来ておりました。日本へのコピルアク輸出を大いに期待しているということで、彼らも州として広くコピルアクを世界に広めたいという意向があるようです。

 

ところでなぜ州のお役人がこの小さな村に来ていたかというと、目的の一つは私、つまり日本人がコピルアクコーヒーを日本へ輸出しているということを村の人々から聞き、是非会って日本の市場についていろいろ話を聞きたいということでありました。

 

このKeletという地域、中部ジャワ州の中では指折りの家具生産拠点になっているのですが、2011年の欧州危機以来目に見えて家具の受注が減ってしまったということ。

 

この激減の理由はもちろん欧米の景気が悪くなり、耐久財である家具などはもろにその影響を受けているはずです。受注が減ると当然企業の売上は減少し、州に入る税収も減るということで、お役人もかなり危機感がある様子でした。

 

今までは家具に頼りきりだったこの地域の産業構造を見直すべく、彼らも必死のようです。コピルアクのような高級コーヒーを輸出して何とか税収につなげたいということでしょう。私は日本人にもかかわらずお役人から中国や韓国の需要動向も聞かれ、困惑いたしました・・・・。

 

どうやら彼らからしてみれば「日本人だから東アジアのことは良く知っているのではないか?」とう意識がある様で、確かにインドネシア人からすれば日本も中国も韓国も似たような感じと相棒のイカサンも申しております。

 

このお役人たち、何とか中部ジャワから世界へ輸出品出来るアイテムを探しているようで、高級コーヒー以外でも「カカオはどうか?」とか「魚はどうか?」など、ビジネスにかなり前向きな印象を受けました。

 

カカオも魚も私からすれば非常に興味はあります。もちろん日本に売り先があればの話なのですが・・・・。

 

カカオは分かりませんが、魚に関しては、売り先は日本には無いのではないかと思われます。と申しますのも以前中部ジャワにある日系の水産会社の方と話す機会があったのですが、日本の魚の需要というのはそれこそもう衰退の一途をたどるのみで、今後需要が盛り返すことは無いだろうということでした。

 

ちなみにこの会社、残念ながら2~3か月前に中国系の企業に会社を売却し、インドネシアから事業を撤退してしまいました。

 

確かにジャワ海で水揚げされる魚はどれも最高に美味しく、私はこよなくこの地域の魚料理を愛しているのですが・・・・・。

 

 

 

食卓の奥に魚があるのがお分かりでしょうか?この魚、名前は何というのかわかりませんが、とにかく美味しいのであります。日本で食べる鯛のような味です。今度イカサンに名前を聞いておきます!!

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki