コピルアックブロク画像

インドネシアでホントにあった怖い話 その3

2013.12.14

さて、気がつけばもう年末。つい最近が年始だとばかり思っていましたが、気のせいか年がかさむにつれ時間が過ぎるのが早くなるような感じがしております。

 

この時期になりますと、昔の友人などと忘年会をすることも増えるのではないでしょうか。学生の頃のバカ話を旧友とするのは楽しいもので、お酒が全く飲めない私でもこういった宴席には進んで参加したいと常々思っております。

 

しかしながら、気を付けなければいけないのは昔話で盛り上がった時についうっかり口を滑らせてしまい、雰囲気がマズくなることです。例えば友人の奥さん同席の時に彼の昔の恋人の話をしたりとか、お金にまつわる昔の嫌な話を持ち出したりとか・・・・・。

 

ところで私がインドネシアで起業をし、得たものというのはいくつもあり、それが私の大いなる財産になっておりますが、その一つが相棒のイカサンです。

 

いずれ彼との出会いの話はこのブログで書いてみたいと思いますが、もう既に彼とはあらかたオープンにビジネスのこと以外でもプライベートの深いところまでいろいろ話せる仲ではあります。しかし、どうしても踏み込めない部分もあります。

 

実はインドネシアで暮らしていると、ごくまれに日本では報道されていないテロ事件のようなものがテレビや新聞で小さく報道されることがあります。つい十数年前にもインドネシアでは宗教的な紛争が勃発し収拾がつかなくなったことがあると聞いたことがあります。

 

もちろん宗教の話をすること自体はまったく悪いことではなく、むしろいろいろな人々の考えを進んで聞くというのは正しいことだと思います。

 

イカサンとはしばしば宗教の話をすることがあるのですが、普段はあまり感情を表に出さない彼もある一線を越えた宗教の話になると、いつもの彼とは別の顔が現れます。

 

インドネシアに渡る前、後、そしてジャワの中で暮らしながら色々な話、経験を総合するとジャワ人というのはかなり温厚な人々であると感じます。私のような異邦人に対しても親切に接してくれますし、日本では良く話題になる様な暴力沙汰というのはあまり聞きません。コピルアクを精製しているPatiの街ではごくまれに何かのデモ行進が行われることがありますが、全て予定調和の範囲内で終了いたします。

 

しかし、以前この章で記載したことがある様にある一線を越えてしまった場合、本当に手が付けられなくなることがあるようで、思わず背筋が凍るような話を聞くこともあります・・・・。

 

さて、先般の話の続きをしたいと思います。「Kokiがコピルアクの金を払わない」とA氏から聞かされたKeletの村の人々がPatiにいる私のところに乗り込んできた話です。

 

ただならぬ雰囲気の中で話が始まりました。この時のグループのリーダーはAgung(アグン)氏といい、もともとはKeletでジャコウネコを飼育していたリーダーだったのですが、A氏が来たことにより、No.2の座に落ち着いてしまった感じでした。

 

彼らは生粋なジャワ人であり、諸事寛大に物事の着地点を探そうとするのですが、この時は私にストレートに切り出しました。

 

「今まで生まれてこのように怒りを感じたことは無い。なぜ金を払わないのだ?」と。周りの皆も怒りを露わにしております。ジャワで暮らしている中で間近で人々が怒っているのを見たのは初めてです。

 

ただし、私としても全て金はジャコウネコのフン付コピルアクが引き渡されたと同じタイミングで支払をしているため、「何をいまさら!?」という感じです。もう、薄々A氏が詐欺師であると感づいていましたので、今までのA氏と私たちのやり取りを全てオープンにすることにしました。

 

A氏からは、「購入金額はいくらかKeletの他の皆には言わないでほしい」と懇願されていたので黙っていたのですが、ここにきてもう内緒にしている必要はなく、彼の銀行に振り込みをした際の通帳、見積書などを全てAgung氏にその場で渡してあげました。

 

また、A氏からはもっとコピルアクを購入しないかというような話を持ちかけられていたのですが、まだこの時点では日本でコピルアクのコーヒービジネスをする規模の目処が立っていなかったため、「多くは購入できない」というような話をしたこともあり、そこら辺の話は全てメールで残されていたため、彼とのメール内容を全て渡してやることにしました。

 

全ての証拠を見たAgung氏と仲間たちはしばし言葉を失っており、ここにきてやっと「騙されていたのは自分たちかもしれない」ということに気が付いた様子でした。そしてAgung氏は私に言いました。

 

「ちょっと申し訳ないが、Koki抜きでイカサンと話がしたい」と。

 

つまりジャワ人同士で私とA氏の査定をしたかったのであります。特に私の行状を・・・・。

 

次号へ続きます。

 

 

 

気を取り直してジャワの食べ物の話です。ジャワ島はいろいろな地域に行きましたが、やはり中部ジャワの食べ物が一番おいしいなと感じます。特にPatiは食べ物がおいしいと感じます。もちろんひいき目もあるのでしょうが・・・・。

 

写真はLongong Pecul(ロントン・プチュル)と言います。ロントンはお米を棒状にしたきりたんぽのような食べ物で、その上にプチュルというピリ辛のピーナツソースが乗っています。もやしは洗っただけで、ゆがいたりせず生で食べます。

 

私にとっては最高のご馳走です!!

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki