コピルアックブロク画像

コピルアックと普通のコーヒーの違いって??

2013.11.02

以前、何かのブログかWebを拝見している時に面白い記事がありました。人間の味覚のあいまいさを表現したもので、「目隠しをして豆腐に砂糖をかけたら多くの人がプリンと間違える」という内容の文章です。

 

実際にこれをやってみる勇気はないのですが、確かに想像してみるとそうかもしれません。視覚を除外して食感と味だけでそれが何かを判断するのは意外と難しいのは何となくわかります。

 

さて、それではコピルアックと普通のコーヒー、同じ条件で淹れてみた場合、違いというのは分かるのでしょうか?

 

ところでコーヒーの産地というのは世界中で限られております。ご存じの通りある一定の気候条件がそろわないとコーヒーは育たないからです。

 

しかしその味に関しては千差万別で、例えばインドネシアのコーヒーといってもスマトラのコーヒー、ジャワのコーヒー、スラウェシのコーヒーでは味が異なります。またジャワのコーヒーと申し上げましても、スマトラ島のコーヒーから苗木を移植してきて接ぎ木をしてしまえば、味はまた異なる味になります。

 

そんな多種多様なコーヒーが存在する中で、「コピルアックと他のコーヒーの違いは?」と聞かれると、コピルアックを専門に扱っている私のようなものがお答えすると、ズバリ「味が違います」という話になるのですが、私の経験上、いろいろな地域から精製する前のコピルアック、つまりジャコウネコのフン付コーヒー豆を取り寄せ、コピルアックにしたところ、普通のコーヒーと見分けがつかないものもあります。つまり味が普通のコーヒーとあまり変わりがないのです。

 

また、正直申し上げてあまりおいしくないものもあります。しかし、どれも正真正銘ジャコウネコのフンから出てきたコピルアックであることは間違えありません。私がジャコウネコのフンを精製し、生豆を取り出しているからです。

 

もちろん私の味覚が何か誤っている可能性も十分あり、マズイと思ったコピルアックを別の方が飲めば「まさに高級コーヒーにふさわしい!!」と感じる可能性も十分あります。

 

つまり「味が違う」と申し上げましたのもあくまでも個人的な主観であるため、客観的に違いを見分けるのはおそらく特殊な化学的分析をしない限りは無理ではないか?と一般の方は思われるでしょう。

 

そういえば数週間前に大阪大学の研究チームがコピルアックと通常のコーヒーを見分ける分析方法を開発したというニュースがありましたが、まさにこの方法になります。

 

ところが、コーヒーの専門家と話していたところ、一つ決定的な見分け方があるという話になりました。それは「焙煎時の香り」です。

 

確かに多くのお客様から「コピルアックの香りは他のコーヒーの香りとは違う」というご意見を頂きますが、コーヒーのプロからすると「コピルアックを焙煎している時の香りは他のコーヒーでは絶対に出ない香り」という話を聞きました。

 

私も皆様に販売をしているコピルアックの焙煎に立ち会うことがあるのですが、確かに普通のコーヒーとは異なるというのは良くわかります。しかし、それこそ1日に数種類、それを何年も焙煎したきたプロからすればコピルアックを焙煎している時の香りというのは強烈なため、一発で「ああ、これはコピルアックだなとわかる」ということでした。

 

ちなみにこの焙煎業者の方に弊社のコピルアックの焙煎をお願いした場合、コーヒーの焙煎釜にコピルアック独特の香りが残ってしまう為、すぐに他の商品を焙煎するとコピルアックの香りがその豆についてしまう可能性があるため、不要な生豆を使用してあえて1回焙煎をし、香りを完全に取り除く作業を行います。

 

また、別の焙煎会社ではコピルアックを焙煎した後は焙煎装置をアルコールで拭いて香りを完全に消して別の豆を焙煎するということでした。理由は同じで次の豆にコピルアックの香りがついてしまうからであります。

 

コピルアックの楽しみ方、味だけではなくこの強烈な香りもお楽しみいただければ幸いです。この香りはおそらく生豆を日本で焙煎したものではないとわからないのではないかと思われます。

 

 

突然ですがこの写真、サンバル・トラシーというもので、インドネシアでは焼き魚や焼き肉などにつけて食べられます。私の大好物でもあります。“サンバル”は食べ物の名前で、“トラシー”はエビを発酵させた味噌のような食品のことです。

 

つまりサンバル・トラシーとはエビ味噌入りサンバルということになるのですが、このトラシー、強烈なにおいがしまして、慣れない方ですと思わず「これは絶対に食べられない!!」と思われるかもしれません。

 

もちろんコピルアックの強烈な香りというのはこういった類のものではございませんのでご安心くださいませ!!

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki