コピルアックブロク画像

インドネシアでの小売りビジネス1

2013.10.21

このブログをご覧いただいている方の中には、ルアックコーヒーではなくインドネシアに関して興味をお持ちでこのブログにたどり着いた方もいらっしゃるかと思います。

 

ルアックコーヒーのビジネスを始める前にいくつかのビジネスの経験をインドネシアでしてまいりましたので、その中で私が感じたインドネシアのビジネスに関する雑感を書いてみたいと思います。インドネシアで起業したいと考えておられる方のご参考になれば・・・・。

 

実は弊社、ルアックコーヒーのビジネスをしておりますが、もともとはインドネシアと日本の間で輸出入を行う貿易会社であります。インドネシア側の法人はPT. LINTAS JAYA ABADIと申しまして、貿易会社として登記をしております。

 

今までいくつかのビジネスをしてまいりましたが、一番困ったのが「お金の回収」です。これはもちろんインドネシアでのビジネスだけで発生する問題ではなく、日本国内でも起こり得る話ではありますが、販売代金の回収は頭を悩ませる問題です。

 

私がインドネシアに渡り、最初に始めたビジネスは「塗り薬の製造と販売」でした。塗り薬とはいわゆるメンソレータムのような製品で、塗るとあの「スーッ」とするやつで、Balsam(バルサム)といいます。これを中部ジャワのPatiという街で作り、近隣のPasarと呼ばれる市場で販売をしていたのであります。こちらの章にも詳しく記載をしております。

 

このPasarですが、日本で該当する場所というのはおそらくないでしょう。イメージとしては、上野のアメ横をものすごく汚くし、地面はコンクリートではなく土のまま、屋根はトタン屋根というものです。Pasarの規模はちまちで、例えばPatiで一番大きいPasarは横浜中華街くらいの大きさかと思われます。小さいPasarですと、学校の校庭程度のものもあります。Pasarの中には1~2坪くらいの店がこれでもかというくらい乱立しており、通路は人が一人通れるくらい。店の中にはかろうじて電気が通っておりますが、昼間でもPasar内は薄暗い状態です。

 

こういったPasarの中で箱にBalsamをたくさん詰め、道行く人に「Balsamはいかがでしょうか?」と声をかけながら販売するわけです。

 

Pasar内でこういったいわゆる行商を行いつつ、Pasarの中にある薬屋や雑貨屋のようなお店に卸す営業もしていたのですが、これが問題でした・・・・。

 

こういったお店に卸す際には当然1個で販売するわけではなく、基本的に1ダース単位で販売をします。1個の値段がRp5000(約50円)。1ダースであればRp60.000(約600円)になるわけです。

 

お店に販売する際、たかだか600円のものを販売するのにこちらは大変苦労します。なぜかというとほとんどのお店が「売れた分を支払う」という方式でしか取引をしないからです。

 

つまり、在庫としてお店の中にキープしておき、売れた分だけ後で支払うという寸法で、いわゆる委託在庫というやつです。確かに彼らからすれば弊社のBalsamだけを扱っているわけではなく、いろいろな製品を取り扱っている限り、全ての製品を購入するのはきついのかもしれませんが、それでも販売者からしてみると、毎週お金の回収をしにお店に行く必要があり、ものすごい管理が大変になるのです。

 

それでも彼らから「委託在庫ではないと買わない。他のメーカーもみんなそうしている」と言われると、競合他社の製品に混じり弊社のBalsamを扱ってもらおうとすれば、もう彼らの言うようにするほかはないのであります。

 

次に始めたバイクの部品の販売もまた然り・・・・。

 

タイからバイクの部品をインドネシアに輸入し、Patiで販売するビジネスを始めました。販売先のほとんどがバイクの修理屋さんだったのですが、彼らは絶対に購入はせず、委託在庫の形態ではないと取引しません。

 

Balsamの時にはまだ購入してくれる店もあったのですが、バイクの修理店で購入してくれるところは存在しませんでした。

 

おそらくインドネシアの小売りビジネスで一番問題なのは「代金回収の管理」です。これをしっかりできる組織を作ることが出来れば、インドネシアは内需が旺盛な為かなり良いビジネスが出来る可能性は高いのですが、それはとても大変なことになります。

 

ルアックコーヒーのサイトではありますが、しばし離れてインドネシアのビジネスの話を続けたいと思います。

 

コーヒー豆についたジャコウネコのフンを洗い流した後、コーヒー豆乾燥させ脱穀をした後にルアックコーヒーとしての生豆を取り出すことが出来ます。この作業、脱穀をしている作業になります。

 

以前は機械を使用していたのですが、割れる率が高いことが分かり木の棒で脱穀をすることにいたしました。

 

ルアックコーヒーの脱穀についてはこちらの章で詳しく触れております。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki