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コーヒーの接ぎ木2

2013.10.16

昨晩の台風が嘘のように晴れあがり、少し湿気はあるものの昨日のようにうすら寒くは無く、まずまず過ごしやすい日が続いております。

 

夏の名残を思わせる今日の昼間、最近近所にできたセブンイレブンに立ち寄ってみることにしました。比較的広めの店内を歩いていると大きめのアイスクリームのボックスが置いてあり、目の端で緑色をとらえました。緑色・・・・。

 

アイス売り場の前で立ち止まり、ふとボックスの中を見ると森永のチョコモナカアイスがあります。そういえば確かこのチョコモナカアイス、昔からいつでもどこでも、近所のスーパーでもあったよな・・・と考えながら店を出たのですが、ふと以前あるテレビでこのチョコモナカアイスのことを紹介していたのを思い出しました。

 

なぜいまさらチョコモナカの紹介をテレビで??と思いましたが、面白かったのは実はこの森永のチョコモナカ、大変なロングラン製品で、今森永製菓のWebを見たところなんと最初の発売は1972年とのこと。

 

ひとつの製品をこれだけ長い間提供し続けるというのは大変なことであるとは推察できますが、ずっと変わらぬ味かと申し上げますと実はそうではなく、毎年のように味を微修正しているそうで、これがロングランの秘訣だとのコメントでした。

 

つまり消費者を飽きさせない味の工夫、改良ということなのですが、それを聞いてふと思い浮かんだのはコーヒーの接ぎ木に関してです。

 

コーヒーの接ぎ木というのはどちらかと言えば病害に強い種を作るための作業と聞いたことがありますが、おそらく味に関しても有効に働いているのではないかと思います。例えばインドネシアのある村のコーヒーに別の地域で伐採されたコーヒーの枝を接木すれば、まったく同じ味のコーヒーが出来る可能性は低いでしょう。

 

仮にもし味の良いコーヒーの枝を接木すれば、味が良くなる可能性が高くなるのではないでしょうか。

 

これはいつの頃からかよくわかりませんが、インドネシアのコーヒー農家では一般的に行われている手法になり、コーヒーの収穫シーズンが終わる10月頃から翌年の3月頃まで、つまり雨期の間はこの作業が行われております。

 

ちなみに、話は少しそれますが、先般のブログで「Jollongの村では閑散期には2つの作業をしている」と記載しましたが、一つは接ぎ木、もう一つは何かというと「土の輸出」です。

 

「輸出」と言っても海外に輸出するわけではなく、同じジャワ島やジャワ島以外の島しょ部に土を販売しているのです。黒いビニル製の鉢に土を入れ、一鉢の買い上げ価格が確かRp500(日本円で約5円)と聞いた覚えがあります。

 

これは何のためにこういったことをしているかというと、Muria山の土壌というのはどうやらコーヒー栽培に適しているらしく、あまり良いコーヒーが育たない地域では、例えばJollongから土を購入し、この鉢に入れられた土にコーヒーの木を植え育てるのだそうです。

 

つまり良質なコーヒーを育てるためには、接ぎ木にせよ、土の入れ替えにせよ一般消費者には見えないさまざまな努力、試みがコーヒー農家で行われているのであります。

 

ところがこういった努力とは真逆のこと、つまり「あえてコーヒーに手を加えない」という人々も存在します。例えばジャコウネコを飼育しているKeletの村近辺のコーヒー農家です。

 

それにはいくつか理由があるのですが、続きは次回へ持ち越したいと思います。

 

 

雨期はコーヒーの豆が木にならないかというと、そうではなくある程度は木になっているのですが赤い実は少ないです。この写真はKelet近くのコーヒー農家のアラビカの写真です。雨期の2月に撮影いたしました。

 

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki