コピルアックブロク画像

ルアックコーヒーの味って??

2013.10.12

日本に帰国して涼しくなったかと思いきや、ここしばらく暑い日が続いております。ルアックコーヒーの精製をしている中部ジャワのPatiは、私が出立する数日前から夜に雨が降る日が何日かありました。

 

乾季のインドネシアもそろそろ雨期が近づき、コーヒーの赤い実が実るまで約半年待たなければいけませんが、日本のコーヒーの季節はそろそろ始まろうとしています。

 

さて、先般記載しましたブログの続きに戻りたいと思います。ロブスタの話です。

 

このロブスタのコーヒーをインドネシア人は好んで飲みますが、おそらくこれは「その味に慣れたから」というのが一番近い理由で、アラビカの酸味のある味はインドネシア人の味覚にはあわないのではないかと推察します。そのため昔は商品価値が無いということでロブスタよりも低い値段で取引されていたと聞いたことがあります。

 

今でこそ輸出用にインドネシアではアラビカのコーヒーの栽培量が増えておりますが、国内の消費はまだまだロブスタが主流であることには間違えありませんし、昔から今に至るまでそれは変わらない状況であったはずです。

 

ルアックコーヒーのもとになっているコーヒー生豆はMuria山で収穫され、この山ではロブスタもアラビカも両方栽培されております。これはオランダがインドネシアを統治していた時代からずっと変わらずアラビカもロブスタも栽培されていたのですが、当時インドネシアでコーヒーを口にすることが出来たほんの一握りの人々からすれば、おそらくアラビカとロブスタの味は違うというのは分かっても、アラビカが美味しい!!というほどの感慨はわかなかったのではないかと思います。

 

ところがです。コピルアクにしたコーヒーを飲んだ数世紀前の在インドネシアのオランダ人がこの味に非常に驚いたというのはおそらくロブスタのコーヒーだったはずです。かれらはアラビカ種のコーヒーにはおそらく驚かなかったでしょうが、ジャコウネコのフンから出たコーヒーにはBeautiful!! と叫んだに違いないでしょう。

 

これはなぜかと言えば、その変化率、つまり普通のロブスタの味と、ジャコウネコのフンから出てきたロブスタの味はあまりにも違い過ぎることが原因です。

 

こちらに記載しておりますように私が最初このルアックコーヒーを一口飲んだ時、非常に驚きました。うまい、マズイという問題以前に「明らかにこれは普通のコーヒーではないぞ!!」という感覚です。

 

当時コーヒーを飲むことが出来た一部の人々からすればこの普段飲み慣れているコーヒーがジャコウネコを介するとなぜこんなにも変わってしまうのか??と不思議でならなかったことでしょう。

 

もちろんジャコウネコのフンから出てきたという強烈な由来もありますが、何よりもこのコピルアクのロブスタの味がコーヒーのイノベーションとも呼べるくらいにものすごい驚きを彼らにもたらしたことは想像に難くありません。

 

日本で何人かのコーヒーの専門家にロブスタのルアックコーヒーを試飲していただきました。みなさん一様に「これ本当にロブスタ??」と驚かれます。日本でロブスタ100%のコーヒーを口にする機会というのは残念ながらあまりないため、皆さんがこの変化率を経験されるのは叶わないかもしれませんが、普通に喫茶店で飲んでいるコーヒーとルアックコーヒーのロブスタは飲み比べてみれば味は違うというのはおそらくお分かりになるかと思います。

 

ちなみにこれをリキッドコーヒーにしてみると、その特徴が際立ちます。

 

今、このブログを書きながらふと思いました。確かに私にとってルアックコーヒーのロブスタは強烈な印象を残しましたが、それと同じような経験を日本でしたことが無いか?と。

 

ひとつ思い当たりました。ラーメンですね・・・・。以前名古屋に住んでいた時に近所にあった「稲やの味噌チュー」。

 

稲やはお店の名前。味噌チューのチューは中華そばのチュー。味噌は赤だしの味噌。赤だしの味噌スープの中にラーメンの麺が浮いているわけです。この味、賛否両論パックリ別れ、東京から出張に来た上司にこの味噌チューを食べさせたところ、しばらく口をきいてくれませんでした。

 

それにしてもこの味は強烈でしたね。また食べたい・・・・。

 

この写真はインドネシアのラーメンでMie(ミー)と言います。具は鶏肉なのでMie Ayam。Ayam(アヤム)は鶏肉です。確かにこのMie Ayam、大変おいしいのですが、味噌チューほどのインパクトは無いかな~。

 

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki