コピルアックブロク画像

アラビカとロブスタの違い

2013.10.04

Koki’s Kopi Luwakがコピルアクコーヒーとして皆様のお手元に届くまでには多くの工程を経ております。

 

まずはジャコウネコのフンを洗い、コーヒー豆の外皮の中にある生豆を取り出す作業。良品とそうでないものを選別する作業。選別されたコピルアク生豆を輸出する作業、日本に輸入した生豆を通関する作業。そしてご注文をいただいてから焙煎し、皆様のお手元にお届けいたします。

 

日本とインドネシア、約6000km離れているといわれますが、自分たちで精製したものが無事日本の通関をパスし、焙煎工程に入ることが出来るのは私たちにとって大変な喜びであります。

 

現在私はコピルアクの精製作業を行っているPatiにおりますが、コーヒーの木の写真をとる機会がありましたので皆様にご紹介したいと思います。

 

コーヒーに詳しい一部の方を除いてコーヒーには「アラビカとロブスタ」の2種類の豆があることは余りご存知ではないでしょう。お米にたとえると、「日本米とタイ米」といったところになるかと思います。

 

味につきましてもアラビカとロブスタはやはり異なり、一言で申し上げますと「苦くて酸味が無いのがロブスタ。酸味があり、ロブスタほど苦くないのがアラビカ」というのが適当かと思います。

 

インドネシアのコーヒーというのはオランダが強制栽培として持ち込んだのが始まりで、今から約250年ほど前といわれております。現在栽培されているコーヒーの種類というのはロブスタがかなり多くを占め、アラビカは余り栽培されていません。なぜロブスタが多いのかはよくわかりませんが、気候がロブスタに適していたこと、ロブスタのほうが病害に強く、輸出して欧州市場で大量に供給するには向いていたのではないかと推察いたします。

 

ジャコウネコにえさとして与えているコーヒー豆の種類はアラビカ、ロブスタ両種類あり、精製所の近所のMuria山でコーヒー豆は栽培されております。

 

「栽培」と申し上げましたが、いわゆる「コーヒー農園」とは異なり、「ジャングルの中にコーヒーの木が生い茂っている」といったほうがよりぴたりと当てはまるでしょう。Muria山で栽培されているコーヒーの特徴は、一部の農家を除いては農薬や肥料を使用しておらずなすがままに任せております。そのためトラジャやマンデリン、ガヨといった世界的に有名なブランドと匹敵するような高級な豆は出来ませんが、ジャコウネコは農薬の付いた豆は食べないといわれており、そういった意味でMuria山で栽培されている無農薬の豆はコピルアクの豆としては適しております。

 

ところで、コピルアクになる前の普通のコーヒーの木、皆様目にする機会はほとんど無いかと思いますが、イメージするのはこういった感じの木ではないでしょうか?

 

 

これはアラビカの木になります。収穫期から外れているため赤いコーヒーの実はありません。木の高さは高くても2~3メートルくらい。この写真は1.5メートルくらいです。木の幹が細いのが特徴で、アラビカの木の周りには背の高い木を植えて直射日光が当たらないようにしております。

 

 

ところがロブスタの木というのはアラビカの木とは大きく異なり、5メートル以上はあると思われる木の枝に実が付きます。うっそうと繁る森の中に入り、木を見ただけではすぐにコーヒーの木であることはわからず、上を見上げてからやっとコーヒーの実が成っているのに気がつきます。

 

木の幹が太く、アラビカの細い幹の3倍以上はあるかと思われます。

 

かなり深い森の中にあり、あたりはコーヒーの木以外の普通の木も植わっているいわば雑木林のように感じられますが、それぞれに地主が存在しており勝手にコーヒーの実を取ってはいけません・・・・・。

 

次回、ロブスタの味についてブログに書いてみたいと思います(ロブスタの木がアップロードできませんでしたので、次号でアップロードいたします)。

 

Sampai Jumpa Lagi,

Koki